月日が経つのはほんとに早い。
場所前に北青鵬のいじめ、暴力行為が発覚し事実上の解雇。
親方の宮城野には2階級降格という不祥事。
角界に暗い影を落とした。
そんな中で始まる春場所。
今日は春場所プレビューを投稿する。
今場所私が注目するのは以下の4点。
・照ノ富士10度目の優勝成るか
・綱取り再挑戦の霧島
・大の里、熱海富士に新入幕尊富士、世代交代が進むか
この4点だ。
これほど他の力士と差があるのかと衝撃を受けた。
令和4年7月場所以降2場所連続で皆勤したことがないが、今場所は5年ぶり再開の住吉大社の土俵入りも勤め上げ、出場してくればやはり本命。
照ノ富士を追うのは番付的に大関だが、中でも注目は何と言っても新大関琴ノ若。
余談だが最近解説を休場している北の富士氏の元気な姿を一刻も早く見たい。
北の富士と琴桜は現役時代に幾度も対戦しており、晩年強くなった琴桜の強烈なのど輪に横綱北の富士が苦しんだことがよみがえる。
当時の話も聞きたいし北の富士氏にはまだまだ解説を続けて欲しい。
その琴ノ若。
急激に力を付けており、その言動、取組内容を見ても心技体の充実がうかがえる。
照ノ富士には全敗だが、琴ノ若にはその壁を乗り越えるだけのポテンシャルがある。
先場所綱取りに失敗した霧島との綱取り争いは見物だ。
先場所新入幕で大物ぶりを見せてくれた大の里。
初日こそ緊張からか引く場面も見られたが、場所を通じて大物ぶりを発揮。
今場所は10枚番付が上がり上位陣との対戦が続く。
昨年名古屋場所の伯桜鵬、秋場所、九州場所の熱海富士、そして初場所の大の里。
若手力士の台頭が著しく、今場所の尊富士も含めて角界の世代交代が急だ。
ネクスト横綱候補も現れてきたが、関脇以下中堅力士はまだまだ上を目指すには絶対的な強さが足りない。
先ほど掲げた若手力士によって一気に世代交代が進むのか、大栄翔、若元春、朝乃山、阿炎、高安あたりが踏ん張れるのか。
大きな変動が予想される今年の大相撲。
春場所はひとつのターニングポイントになるかもしれない。
見逃せない春場所は3月10日初日を迎える。