影無茶のスポーツ24/7

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ワンダーアキュートの斜行、ダノンバラードの斜行

また土曜日がやってきた。

待ち遠しくもあり、早すぎると思ったりもする。

今週は3重賞。

懲りずにまた馬券を買う事になる。

さて先週ワンダーアキュートが斜行してテスタマッタの進路を妨害したが、

降着はなしでジョッキーが2日間の騎乗停止となった。

1月のAJCCでもダノンバラードが斜行して1着となり同様に順位確定、ジョッキーは6日間騎乗停止だった。

両方ともレースフィルム(パトロールも)を見たが降着でもやむ終えないと思った。

新ルール適用によりジョッキーのラフプレイが増加するのではという危惧があったが、

そのつもりでなくても結果としてそう見えてしまう事が現実に起こった訳だ。

勝つ事に貪欲であれば少しの隙間を狙って馬を突っ込ませる。

それが結局、生産者、オーナー、調教師、馬券購入者にとっては最善を尽くしたという事になる。

安全運転のジョッキーの場合、少し頑張れば1着もあったかもしれないのに2着、3着に落ち着いてしまう。

この解釈が本当に難しい。

外国人ジョッキーが勝ちまくるのはやはり技術云々よりも勝利への執念と言う事なのだろう。

大事なレースになるとジョッキーを外国人に替えるケースが多い。

日本人ジョッキーも外国人に負けないようにぎりぎりの所で勝負をかける。

これから本格的にGⅠシーズンが始まっていくが、正直レースを見るのが怖い。

大事故にならないように祈って見なければならない。

大事故を防ぐためにも順位は確定してもやりすぎたジョッキーに騎乗停止にするのは間違いではない。

しかし、ジョッキーの腕を持ってしても馬の癖で斜行してしまうケースもある。

こんな場合、馬の出走停止、調教師の出走停止などの処分も必要ではないだろうか。

オルフェーブル、ダノンバラード、マウントシャスタ。

偶然だろうか?

とにかくハインリッヒの法則ではないが、このままだといずれ確実に大事故につながり、

貴重な人や馬を失う可能性を否定出来ない。

今なら間に合う。

何とかしてほしい。