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天皇賞・秋:ストーリーから組み立てる的中への道

秋のGⅠ第4弾天皇賞・秋

昔は春も秋も3200mの距離で争われていましたが、秋を2000mにしたのは、現状の春天を見る限り大英断だった事がわかります。

昨年はジャスタウェイが優勝して世界に羽ばたきましたが過去に多くの名馬が勝利しています。

さて今年の天皇賞・秋

枠順も決まりました。

先頭でゴール板を駆け抜けるのはどの優駿か。

今回のテーマは

外国人ジョッキー対日本人ジョッキー

この10年間、外国人騎手の操る馬が4勝、2着2回、3着2回。

騎乗した延べ人数から考えると、いかに外国人ジョッキーが優れた成績を残しているかがわかります。

対する日本人騎手は多くの騎手が騎乗する中、3着以内に入っている現役ジョッキーは、武5回、横山4回、北村宏司、福永が2回、エビショー、岩田、四井、吉田隼が各1回。

毎年(過去に)リーディングを争う錚々たる面子です。

今年何と言っても注目は3歳イスラボニータが騎手をルメールに変更して臨んできた事でしょう。

弱いとレッテルの貼られている現3歳世代。

その中で抜群のレースセンスを誇り、皐月賞1着、ダービー2着を含む8戦6勝2着2回は世代の評判を超えて主役を貼るに相応しい成績です。

秋初戦セントライト記念を快勝し、菊花賞ではなく天皇賞に進んできたイスラボニータ

鞍上ルメールデムーロと共にJRAの騎手免許試験を受けており両者合格の可能性もあります。

ルメールデムーロ社台ファームが目をかけている騎手です。

二人とも合格すれば社台の馬の奪い合いが起こるやも知れません。

デムーロがいない今、ルメールは何としてもイスラボニータを勝利に導き、印象を強烈にしておきたい所でしょう。

しかし発表された枠は7枠15番。

府中2000では限界とも言うべき外枠です。

大きなハンデを背負ったルメールイスラボニータ

果たしてこれを打ち破る事が出来るのでしょうか。

他の外国人騎手はベリーがダークシャドウ、ブドーがトーセンジョーダンに騎乗します。

トーセンジョーダンは8枠16番で、年齢的な衰えと共にいかにも苦しいです。

ダークシャドウは4歳時、同じベリー騎乗で2着に入っています。

枠も絶好で前走は12着とはいえ勝ち馬とは0秒6差。

簡単に見限る訳にはいきません。

次に日本人ジョッキーですが、上記に掲げた騎手では武がヒットザターゲット、北村がスピルバーグ、福永がエピファネイア、岩田がサトノノブレス、四位がデイサイファエビショーフェノーメノに騎乗します。

それぞれに穴っぽく枠も絶好ですが、ヒットは6歳、スピルバーグは重賞未勝利、エピファネイアは詰めが甘く、サトノノブレスは力不足、フェノーメノ春天以来とそれぞれ気になる点があります。

それならリーディング上位の戸崎、岩田(既出)、浜中はと見てみます。

戸崎はジェンティルドンナ

とても難しいですが、衰えは確実でテン乗りという事もあり、思い切って切りたいと思います。

それなら浜中騎乗のデニムアンドルビーが面白いように思います。

最後に夏の上がり馬マーティンボロですが、いかに勢いがあってもサマーシリーズ優勝馬はちょっと天皇賞では厳しいか・・・と。

印ですが

◎デイサイファ

イスラボニータ

デニムアンドルビー

スピルバーグ

フェノーメノ

ダークシャドウ

ヒットザターゲット

以上のように決定しました。

皆様に幸運を。

私にも。