高校野球も大詰め。
ベスト4が出そろった。
気づいてみれば東北勢が全て甲子園を去る事になり、四国勢が2校残るという事になった。
前回甲子園について書いた記事にも触れたが、私は子供の頃から四国野球が好きだった。
あの延長18回三沢と松山商の試合で(あの太田幸司の三沢!)松山商が延長の再三のサヨナラのピンチを守り切ったのに感動したのがきっかけだ。
爽やかイレブンからやまびこ打線と強打のチームに変貌した池田高校。
24の瞳中村高校。
今年21世紀枠で帰ってきた全力疾走の土佐。
西武に居た渡辺を擁して桑田、清原のPLを倒した伊野商。
最近の甲子園常連校、明徳義塾。
松山商と共に四国四商と呼ばれる古豪、高松商、徳島商、高知商。
怪童中西太を生んだ高松一。
観音寺中央、川之江、新居浜商、今治西、等々多くの強豪が甲子園にやってきた。
そして今年、高知高校と済美高校が勝ちあがり、今日の準決勝で対戦することになった。
最近四国勢は早々に姿を消すことが多く、寂しい思いをしていたが久々の快挙だ。
特に済美は注目の投手安楽を擁し、ここまで勝ちあがってきたが実にセンバツ8連勝中無敗である。
高知高校はあの杉村氏がいて優勝した時以来のベスト4進出。
その杉村氏が居た時の優勝戦はよく覚えている。
前評判は東海大相模が有利だったと記憶している。
しかし試合はもつれにもつれて延長で一挙5点を高知が入れて、相模を振り切った。
なかなかの名勝負だった。
どちらが勝っても四国勢の決勝進出は成る訳だが、幸い仕事休みなのでこの試合を堪能したい。