影無茶のスポーツ24/7

ルール知らなくても面白く読んでいただけることを目指します

確信を持った。菅野は来年以降の大エース。今年はあまり無理をさせてはいけない。

もしかしたらそうではないか・・・。

やっぱりそうではないか・・・。

絶対そうだ・・・。

松坂ではないが、今日のピッチングで不安が確信に変わった。

菅野は確かにスーパーアメイジングルーキーだ。

制球力の良さ。

マウンド上の単に新人離れという陳腐な言葉では説明しきれない程の落ち着き。

例年なら、ノープロブレム、いや、それ以上の文句を言ったらばちが当たるって感じだ。

しかし菅野はファンにばちをあてさせる投手だった。

菅野に対する期待は正に青天井だ。

こんな新人今までに居たか?

そのばちが当たる我々の要望は。

何故終盤、人が変わったように崩れかけるのか・・・。

ここまで投げたら完投出来るだろ。

完封も出来るだろ。

際限無き欲求・・・。

しかし今日のピッチングの内容で今年は無理をいっちゃいかん!と自身の念を封じ込める事にした。

菅野の事を書かせていただく時、毎度取り上げる江川氏の言葉。

「1年のブランクは試合後半のスタミナを奪ってしまってる」

今日不安が確信に変わった。

最初、投げていくうちにペナントを乗り切るスタミナがつくだろうと考えていた。

肉体的にも精神的にも。

しかし菅野は近い将来、来年にでもエースと呼ばれる存在になる事が可能な男だ。

今後15年安定して活躍してもらう為に今年は過ぎる期待を持つのをやめようと思う。

6回、あるいは7回までしっかり投げてくれればいいだろう。

日程に余裕がある時は一回ローテを飛ばす事もありだ。

幸いペナントは独走を作りつつある。

ポストシーズンに力が残っているように間引きする事も大切だ。

その間にプロの身体を作っていこう。

私は来年以降のもっと凄い菅野を見る為に今年過度の期待を持つ事を、彼の為に、ジャイアンツの将来の為に、そして応援する私自身の為にも、控える事にしようと思う。