影無茶のスポーツ24/7

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何かとタイヤが影響する今年のF1グランプリ

ドイツGP、今年はニュルブルクリンクでの開催。

ドイツと言えば何故かホッケンハイムの方がピンとくる。

川井ちゃんと今宮純さんの解説。

王道だね。

その昔熱狂していた頃を思い出しながら見ていた。

私の頭の中のアーカイブがこぼれ出てきて泣きそうになった。

ウィンブルドンとF1を浮気しながら見ていたのでちょっとどちら付かずって所はあるけども・・・(^^;

イギリスGPで大問題になったピレリタイヤだが、そんな事ありましたっけ?っていうほど今日は問題なかったようだ。(だんだん基準が甘くなっているけども)

しかしほとんどのチームが3回タイヤ交換しなければならない状況に何ら変わりなくその為悲劇が起きた。

ベッテルがタイヤ交換を鮮やかに済ませた後、1周遅れてピットストップしたウェバーだが、えらく時間がかかっている。

クルーがまだだ、まだだと制止する中ウェバーはマシンを走らせてしまった。

次の瞬間映像に移ったそれは凶器と化したウェバーのタイヤがピット内を跳ね一人の関係者に当たってしまった物だった。

ひとたまりもなく倒れ込む関係者。

幸い命に別条はなかったようで正に不幸中の幸いだった。

この他にもピットから出ようとするマシンと入ってくるマシンが接触寸前という危機的状況もあり、これらはピットストップが多くなった事の弊害と言えなくもない。

レース自体は途中セーフティーカーが1回入ったが、結局ベッテルロータスの2台が速く、後続は追いつけなかった。

メルセデスは前回あんなに強かったのに今回はだめだった。

コースや気温によってこれだけパフォーマンスが違ってくるなんて、これがF1の難しさなんだろう。

いずれにしても依然タイヤ交換の戦略がレース結果に大きな影響を及ぼしており、本末転倒の思いを拭いさる事が出来ないF1観戦であった。