メルセデスの強さが際立つ今年のF1グランプリ。
ホンダファンからすれば何でこうなった!と叫びたい状況だが、それは第4戦イギリスグランプリでも変わらなかった。
イギリスGP入れて4戦の予選でメルセデスから1秒以上遅れること3回。
どうしようもない差を感じてしまう。
決勝もここまでハミルトン3勝、ボッタス1勝で、2位レッドブルに対してほぼダブルスコアでぶっちぎり状態。
先日のイギリスGPではハミルトンが最終ラップでタイヤをバースト。
フェルスタッペンがファステストラップを取りに行くためにピットインしてタイヤ交換を行ったことが後に議論になっているが、これは仕方がない。
ボッタスのマシンのタイヤがパンクしたとは言え、ハミルトンのタイヤもパンクするとは占い師でも予言することは難しかっただろう。
フェルスタッペンがピットインしていなければ、ハミルトンを抜き去ってチェッカーを受けていた・・・との議論は典型的なタラレバ論で論じても無意味だ。
ただしメルセデスには強さ、速さ以外に運も持ち合わせていたことは確実に言える。
4戦を終えてわかったことは、メルセデスは今年も強かった。
ホンダファンからすると絶望的に。
もうひとつは、やはりフェルスタッペンは才能あふれるドライバーだったこと。
こんな状況下で2位2回、3位1回でドライバーズポイント52点獲得。
変わらずポジティブに前を向いており、モチベが下がっていないのは救いだ。
あと何戦行われるのか(出来るのか)不透明だが、意欲を維持できるマシンを作り上げて欲しい。
今沈黙を守っている父親ヨス・フェルスタッペンの動きも気になる。
メルセデス優位な状態がこれ以上続くと間違いなくしゃしゃり出てくる。
最年少ドライバーズチャンピオンのチャンスは今年が最後。
あの父親が黙っているとは思えない。
忸怩たる思いをしていることは間違いない。
レース以外のことで揉めて欲しくないが・・・。
先週と同じシルバーストーンで行われる70周年グランプリと銘打つ第5戦はすぐにやってくる。
果たして。