いよいよF1にホンダが直接的に参戦する最後のレース、アブダビGPが始まる。
かつてホンダを応援し続ける記事を投稿し続けていたが、ホンダ撤退の報を受け失望して投稿をやめた。
しかし最後の最後に2人のドライバーが同点で臨むまさかのシチュエーション。
正真正銘ホンダ最後のレースでこの展開はさすがに胸躍る。
当然の事ながらその二人はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとメルセデスのルイス・ハミルトン。
両者同点で迎える最終戦は47年ぶりとのこと。
先にゴールした方がワールドチャンピオン。
同点なら優勝回数の多いフェルスタッペンがチャンピオンだ。
過去7度ワールドチャンピオンに輝いた現F1界のスーパースターハミルトン。
史上最年少チャンピオンはならなかったが、誰もが認める次のトップドライバー、マックス・フェルスタッペン。
実力双璧の二人だが、過去いろいろなトラブルを起こしているのもまた事実。
勝利への執念が成せる技なのは間違いないが、度が過ぎることもあって批判を浴びることも多い。
この2人が最終戦でワールドチャンピオンを掛けて激突する訳だからまともに終わるはずがない。
誰もが正々堂々コース上のクリーンな戦いで決着がつくことを願っているが・・・。
思い出すのはチャンピオン争いの中で起きたセナ・プロ鈴鹿での衝突両者リタイア。
何とも後味が悪い結果だったが、F1においては過去の歴史を振り返ってもこういうケースの方が多いように思う。
簡単に最終戦を簡単にプレビューすると。
ホンダを応援する私でも、最近のメルセデスの速さには一目置かなければならない。
メルセデスの底力には驚くしかない。
レッドブルも前線でアップグレードを施したが、メルセデスの脅威にはならなかった。
昨年のアブダビGPではフェルスタッペンが優勝して有終の美を飾ったが、今年はコースレイアウトを変更して高速化しているらしい。
そうなると益々メルセデスが優位に立つ。
しかしフェルスタッペンはこういった状況を打破してくれそうなのもまた事実。
ピットストップやセカンドドライバーのサポートなどチーム戦略も重要。
世代交代か、ハミルトンが意地を見せてフェルスタッペンの前に立ちはだかるのか。
最後は両者が3位以下を引き離してバトルを繰り広げられるシーンを見たい。
もう一度願う、コース上でフェアでクリーンな戦いが見られることを。