思えば日本選手権19連覇の時からちょっと違った。
世界選手権を出る事は明言せず、その時になったら考えるようなコメントだったと記憶している。
室伏選手が実はもう38歳で、上位にくる他のハンマー投げ選手の中では最年長と言って良い程というのはどうしても忘れてしまっている現実だ。
身体もハンマー投げの選手にしては大きくなく、それでここまで世界のトップにいられるというのは奇跡的な事なんだと改めて思う事が出来た。
予選でも普通なら1投目でクリアしてあとは決勝に温存する場面が常だったが、今回は違った。
ロンドン五輪で銅メダルを取り、一度緩めた身体や気持ちが簡単に戻る年齢ではもうないのだ。
それでもこの状態の中で、決勝に進み78m03を投げて6位入賞。
終わって初めてわかる偉大な6位入賞だったのだ。
残り少ない現役生活。
来年は日本選手権20連覇がかかる。
にじゅうれんぱ!
とてつもない記録だ。
偉大な室伏広治は再び気持ちを点火させてこれを目指す事だろう。
その後は?
もうこれは室伏本人がやる気になるかならないか・・・。
それを尊重するしかない。
オレ流、大賛成です。
もう我がまま言っちゃってください。
それで少しでも長く室伏選手の雄姿が見られるならOK!
ひとつだけお願いが。
後継を育てて下さい!ヨロシクです!