侍ジャパンの代表監督に小久保氏が就任した。
WBC大会の度にいつも監督人選でもめて、なかなか決まらなかった事を思えば驚きの前進だ。
この時点での代表監督決定は取りも直さず、長期的に代表チームの強化を図っていきますという宣言のような物だ。
即ち、サッカーやラグビー、その他ほとんどの競技に存在する代表監督と同じ立場の監督がようやく野球にも誕生したという事だ。
第3回WBCでの反省をこれだけ短期間に一つの答えとして出してきたNPBには良い意味で裏切られた。
プロ、アマ、女子全て同じ代表ユニフォームを着用するのも、モチベーションアップにつながる。
先日のU18ワールドカップでも高校球児たちがジャパンのユニフォームを着て戦ったがその効果は絶大だと思う。
小久保監督という人選も良いと思う。
コーチ経験はないが代表監督に絶対必要な人望がある。
バッティングフォームもお手本のような形だったし若い選手にとっては生きた教科書だ。
また、その性格から一番重要なチームワークの良い代表が想像できる。
ただコーチ陣はどうなっているのだろう。
監督だけでは当然出来る事は限られてくる。
おそらく小久保氏を中心に人選に入っていると思うが、白羽の矢がたった人は断らずに引き受けて欲しい。
大リーグが動かないならジャパンが世界をリードしていけば良いのだ。
侍ジャパンの今後が楽しみになってきた。