井岡一翔がライトフライ級の世界ベルトを返上し、フライ級へ転向した。
もちろん目指すは3階級制覇であり、井岡の実力から考えて可能性はかなり高いだろう。
過去の戦績、実際の戦いぶりなどから、日本人現世界王者の中でも、山中、内山と並びA級の王者である事は疑いようがない。
ところが、井岡にはその実力から見て不当評価と言って差し支えない声が多く存在する。
それもこれも、ローマン・ゴンザレスとの対戦が実現せず、逃げていると言われているからだが、その現実だけで亀1と同じように言われる事は井岡も本意ではあるまい。
WBAから対戦指示が出ていたのに実現出来ていないのはイメージ的には確かに悪いが、交渉事であるので、何らかの原因があったと思われる。
もし、井岡が本当に負ける事が嫌なだけで対戦を避けたのなら、伝説云々などの言葉を軽々しく使うとは思えないのだ。
おそらく舞台が整えば、フライ級においてロマゴンと対戦するつもりだろう。
両選手が旬の内に実現して欲しいカードだし、井岡が勝つ可能性も充分にあると思う。
「ボクシングの歴史を作る1年にしたい」
彼の言葉から考えるストーリーは、
まずレベコからフライ級王者を奪取(レベコが3月に防衛成ればだが)。
次にスーパー王者エストラーダと戦う。
でもって、今年の大みそかはフライ級の統一戦。
なんだが、これ以上書くと、八重樫がロマゴンに負ける事を想定してしまう事になる(汗)
八重樫も応援したい選手のひとりなんだけどね・・・。
井岡一翔 14戦14勝(9KO)
ローマン・ゴンザレス38戦38勝(32KO)
ファン・カルロス・レベコ32戦31勝(17KO)1敗
ファン・フランシスコ・エストラーダ27戦25勝(18KO)2敗