影無茶のスポーツ24/7

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DH制で実現したツープラトンクリーンナップ打線と渋い戦いで勝つジャイアンツのギャップに魅力

ジャイアンツが福田、香月の中継仕事人の好投と、帰ってきた中井のプロ入り初のサヨナラ打で日本ハムに連勝しました。

しびれましたねえ。

鈴木、松本、中井。

最終回、いぶし銀選手達のプレイには心底痺れました。

交流戦ならではの指名打者制。

ジャイアンツのオーダーにはぶっ飛んでしまいます。

6番阿部、7番村田、8番由伸、9番長野って、そのまま3番~6番ですやん。

打つだけで勝てるとは思いませんが見てる方には何とも贅沢なオーダーです。

由伸がホームランを放ちましたが、彼は代打というより先発で起用して身体が試合にアジャストしてこそ力を発揮出来る選手なんだと感じました。

彼のホームランの何と美しい事か。

ほれぼれする、フォーム、打球です。

しかし試合を決めたのは投も打も、先述しましたいぶし銀のプレイヤー達です。

それぞれが己の持ち味を120%活かして勝利を手繰り寄せました。

福田はこれで4試合自責ゼロです。

いざ鎌倉。

今季の福田は佐野源佐衛門常世です。

鎌倉で大事件が起こった時に真っ先に駆けつけた男。

福田は一軍投手陣の大ピンチの時に見事に2軍から駆け付けてくれました。

キレキレシュートの香月も正に仕事人の風情です。

サヨナラの場面の各打者もそうですし、普段表舞台に立たない選手達が、弱音も愚痴も言わず、まずは自分自身の為に全力を尽くし、それがチームの勝利につながる。

ここ数年のジャイアンツとは少し趣の異なる、あえて言えば泥臭い勝ち方。

こういった勝利への執念が強く感じられる試合。

痺れました。

今日からイーグルス戦。

まずは昨年日本シリーズで打てなかった則本を攻略出来るか。

まだまだこれからです。