最近のジャイアンツの戦いを見ていると、何だか勝ちたくないのではと思ってしまいます。
そんな訳ないにきまっているんですが可愛さ余って何とやらという感じでしょうか。
幸いというか、何と言うか、7月3日ついにセリーグ全球団5割未満という信じ難い状況なので、きっかけひとつで優勝の可能性は十分残されているのが救いです。
もちろん逆もある訳ですが。
いずれにしても7月3日のセリーグ順位表は永久保存するべきでしょうね。
そんな中迎えた対ドラゴンズ14回戦。
菅野が5月19日以来、プロ入り2度目の完封勝利を成し遂げました。
ここまで防御率1.93という素晴らしい内容ながら6勝6敗という成績。
チーム防御率12球団唯一の2点台ながら勝率5割前後のジャイアンツ。
菅野投手の勝敗はそれを象徴しているかのようでした。
何しろ点が取れないジャイアンツ打線。
貧打線と点が取れない打線は似て非なる物です。
今のジャイアンツはタイムリーが出ないという単純な言葉では言い表せないもっと深い何かがあるように思えます。
もう勝つためには完封が一番!
ブルペン陣に不安が残る今の投手陣を考えると、先発が完封する。
それが一番安全な勝ち方なのです。
しかし正に言うは易し。
そんなことがいつもかつも出来る訳では当然ありません。
そんな芸当を菅野がやってくれました。
これは大きいです。
エースが相手を完璧に抑える。
先日、この勝利は明日につながるとか、今日の負け方は明日に尾を引くってことは実はあんまり関係ないんじゃないかって記事を書きましたが、その舌の根も(この場合マウスの汗もってなるんでしょうか)乾かぬうちに私は声を大にしてこう言いたい。
今日の勝利は明日につながる大きな1勝だ!・・・と。