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フィギュアGPシリーズ・ファイナル進出選手大胆予想

GPシリーズも早や折り返し。今年はここまで、好調な選手、上り調子な選手、不調な選手の色分けがはっきりしているように思えます。今季の大きな目標はあくまで世界フィギュアですが、GPファイナル進出もひとつの目標であることは間違いありません。昨年、一昨年は4戦消化時点でファイナル進出者を予想させていただきましたが、今季は大胆にもこの時点で予想させていただこうと思います。あっ!シリーズ前に予想されたブロガーの方もおられたので(読ませていただいてます)小大胆と言う事で。

まずは男子、ここまでのポイント上位選手です。

カッコ内は出場試合の成績、その横は次戦の出場大会です。

1.イエン(中国)      20P(4位、3位)

2.チャン(カナダ)     15P(優勝) エリック・ボンバール 

3.フェルナンデス(スペイン)15P(優勝) ロス・テレコム

4.アローン(アメリカ)   15P(優勝) エリック・ボンバール

5.ジン(中国)       13P(2位) NHK杯

6.羽生(日本)       13P(2位) NHK杯

7.宇野(日本)       13P(2位) エリック・ボンバール

8.村上(日本)       11P(3位) エリック・ボンバール

9.ブラウン(アメリカ)   11P(3位) NHK杯

10.リッポン(アメリカ)   9P(4位) ロス・テレコム

11.ホッホスタイン(アメリカ)9P(4位) NHK杯

12.グエン(カナダ)     7P(5位) ロス・テレコム

13.メンショフ(ロシア)   7P(5位) NHK杯

14.ボロノフ(ロシア)    7P(5位) ロス・テレコム

15.ピトキエフ(ロシア)   7P(5位) ロス・テレコム

   コフトゥン(ロシア)   0P     エリック・ボンバール、NHK杯

トップのハン・イエンは既に2戦消化しての20Pですのでファイナルは絶望です。

こうして見ると今週のエリック杯は大変なメンバーが揃ってしまいました。

結果論になりますが、今年の男子GPシリーズは出場大会によっての運不運がありますね。

それでは早速残り3戦の順位予想とそれによる最終得点を掲げてみます。

エリック・ボンバール 優勝チャン 2位コフトゥン 3位宇野 4位アローン 

ロス・テレコム    優勝フェルナンデス 2位ボロノフ 3位グエン 4位リッポン

NHK杯       優勝羽生  2位コフトゥン  3位ブラウン 4位ジン

結果ファイナル進出は、チャン30P フェルナンデス30P 羽生28P コフトゥン26P アローン24P(優勝 4位) 宇野24P(2位 3位) ジン22P(2位 4位) ブラウン22P(3位 3位)

宇野選手初参戦でファイナル進出!ジン、ブラウンは惜しくも届かず・・・って結果に。

いやはや難しいですね。

確信持てるのはハビエル・フェルナンデスくらいです(汗;)

ボーヤン・ジンとジェイソン・ブラウン両選手のNHK杯が正直わかりません。

とにかく恐ろしいほどのプログラムで挑んでくるジン選手がまともに跳んでくればもっと上位に来る可能性もあり、ブラウン選手が4回転に成功すれば、元々高い演技構成点が生きて高得点が望めます。

NHK杯での順位の根拠は大観衆の前でジンがジャンプのいくつか失敗してしまう。

ブラウン選手は場数を踏んでいますので、ある程度のラインは超えてくるが4回転はやはり跳べない・・・

そんな感じです。

次に女子に参ります。

ポイント上位選手は

1.メドベデワ(ロシア)   15P(優勝) ロス・テレコム

2.ワグナー(アメリカ)   15P(優勝) NHK杯

3.浅田真央(日本)     15P(優勝) NHK杯

4.チェン(アメリカ)    14P(5位 5位)

5.ゴールド(アメリカ)   13P(2位) エリック・ボンバール

6.本郷理華(日本)     13P(2位) ロス・テレコム

7.トゥクタミシェワ(ロシア)13P(2位) エリック・ボンバール 

8.トゥルシンバエワ(カザフ)13点(4位 7位)

9.宮原知子(日本)     11点(3位) NHK杯

10.ラディオノワ(ロシア) 11点(3位) ロス・テレコム

11.永井優香(日本)    11点(3位) ロス・テレコム

12.ポゴリラヤ(ロシア)   9点(4位) NHK杯

13.村上佳菜子(日本)    9点(4位) エリック・ボンバール

男子に比べ女子は好不調の選手がはっきりしているので自信ありま・・・す!(坂上忍調で)

男子のコフトゥンのようにまだ未出場で2戦とも上位を揃えてくる選手はいないようですし、ソトニコワはロス・テレコムのみの参戦ですからね。

それでは残り3戦の順位予想とそれによる最終得点です。

エリック・ボンバール 優勝トゥクタミシェワ 2位ゴールド 3位村上 

ロス・テレコム    優勝本郷 2位ソトニコワ 3位メドベデワ 

NHK杯       優勝浅田 2位ワグナー 3位宮原

結果ファイナル進出は 浅田30P ワグナー28P トゥクタミシェワ28P 本郷28P メドベデワ26P ゴールド26P 宮原22P  

惜しくも宮原選手ファイナル進出ならずという結果になってしまいました。

浅田選手はカップオブチャイナからの上積みが期待出来ますし、本郷選手は心身共に絶好調という感じです。

ロシア勢は昨シーズンまでの勢いがありませんが、一つの壁を乗り越えてきたトゥクタミシェワが経験値という点で他の選手に比べ一日の長があるようですし、逆にメドベデワは怖いもの知らずの強さがあります。

GPシリーズに入って男女共にアメリカ勢が好調で、中でもワグナーのフリーは細かいミスを跳ね返すことの出来る素晴らしいプログラムです。

宮原選手の類まれなる安定感が優るのか、ワグナーの出来栄えが優るのか、浅田の滑りと共にNHK杯は見ごたえある美の競演となりそうです。

とここまでミーハー的に勝手な順位予想を書かせて頂きましたが、オリラジ藤森・・・いや、男女の仲と一緒で終わってみなければわかりません。

その点ご容赦を・・・。

日本選手についてはたとえGPシリーズに進出できなくても、何度も書くように最終目標は世界フィギュアです。

そこで男女共に来年の世界フィギュア出場枠3を確保して、ピョンチャンにつなげていかなければなりません。

例年大舞台の前にピークを過ぎてしまう選手が多いので、上手く調整しながら全日本、世界フィギュアに向けて調子を上げていって欲しいと願う今日この頃です。