やってくれました!
代表が勝利した過去のどの試合よりも嬉しい勝利です!
選手たちは最後の最後まで集中していました。
開始3分でサンチェスがまさかのハンドによる一発退場。
見ていて、立ち上がりコロンビアの動きが少し硬いとは感じていました。
それに対し日本は見事な先制攻撃。
大迫、香川の厚い攻撃でサンチェスはたまらず手をだしてしまいましたね。
このしびれる場面で香川がPKを冷静に決めてくれました。
開始早々の先制点と相手選手の一発退場。
これ以上ないプレゼントです。
残りの約90分を数的優位に立てたアドバンテージを見事勝利に結び付けました。
どうしても欲しかった勝ち点3をゲットしてグループ内で優位に立てたことは間違いありません。
試合前に選手紹介の映像が流れますが、選手の面構えを見た時に、案外コロンビアの選手は表情が優しい印象で、日本の選手たちの方が頼もしく見えました。
その印象は当たっていました。
まさか南米チーム相手に、ボールを回して時間稼ぎが出来るようになったとは・・・。
何だか感慨深いです。
それにしてもコロンビアは頼みのロドリゲスがコンディション不良でしたね。
前回大会とは別人でした。
彼が入ってから逆に日本のリズムがさらに良くなったと思います。
前半同点に追いつかれた時は、さすがに心配しましたけども。
後半、日本はしっかり立て直していたので安心しました。
その良いリズムがロドリゲス投入以降、益々良くなりました。
日本の方がボールをさらに持てるようになりましたからね。
キンテロが残っていた方が怖かったと思います。
それもこれも10人で戦わなければならなくなったコロンビアの誤算でしょう。
それに対して日本は選手交代も上手くいきました。
先制点を挙げた後、香川の名前がほとんど聞かれなくなっていましたが、抜群のタイミングで本田を投入。
その本田がCKから仕事をしてくれました。
大迫にドンピシャ。
それを見事に決めた大迫は文句なしのマンオブザマッチ!
それにしても2点目を取ってからの20分は長く感じました。
本田のパスが相手に渡りピンチになった時は祈りました。
テレビに向かってホンダ!!!(怒)って叫びました。
それでも皆が身体を張ってのディフェンス。
内容的にはインタビューで本田が語っていたように必ずしも満足いくものではなかったと思いますが、選手たちのハートでつかんだ意義ある勝ち点3。
サポーターの数で圧倒したコロンビアの大歓声の中、苦しんで苦しんで勝利をものにした今日の戦いぶりは、私たちの記憶にずっと残ることでしょう。
次はセネガル。
セネガルと言えば、日韓合同大会のオープニングゲーム。
前回優勝のフランスに快勝し、旋風を巻き起こしたのを、あの踊りと共に今も鮮明に覚えています。
波に乗せないようにしなければなりません。
難敵であることは間違いありませんが、百戦錬磨の日本代表。
きっと相手を術中にはめてくれるでしょう。
試合は24日。
今日のところはコロンビア戦勝利の余韻に浸ることにします。