スポーツの記事を投稿させていただいていますが、池江さんの件は書けませんでした。
書かせていただくとしても2~3週間後に発表される(であろう)症状と治療方針を聞いてからだと思っていました。
あまりにも衝撃的で、今は祈ることしか出来ません。
そんな中、桜田五輪担当大臣の発言が大問題になりました。
「ガッカリした」
「盛り上がりが若干下火になるのではないかと心配・・・」
マスコミさん、またやってくれましたね。
昨日明らかになった大臣の答弁全文を読んで、とても複雑な気持ちになりました。
炎上を狙って、反発を受けることが確実な部分だけを切り取って報道する。
繰り返されるマスコミのミスリード。
そういう意味では大臣の資質に欠けると言われても仕方がありませんが・・・。
選択する言葉によって印象が全然違います。
大臣の発言は以下の通り。
「そう、金メダル候補ですからねえ。日本が本当に期待している選手ですからねえ。
本当にがっかりしております。やはり、早く治療に専念していただいて、頑張っていただきたい。また元気な姿を見たいですよ。そうですね。」
これをこう表現していたらどうだったでしょう。
「そう、金メダル候補ですからねえ。日本が本当に期待している選手ですからねえ。
本当に残念でなりません。やはり、早く治療に専念していただいて、頑張っていただきたい。また元気な姿を見たいですよ。そうですね。」
多少はバッシングも減っていたと思います。
細かいことは別にして、この発言で野党が水を得た魚のように大臣を責めて、任命責任で首相も責めて、大変な騒ぎになりましたが、この人たちは答弁を全部把握していたのでしょうか。
マスコミ報道だけで追及していたとしたら、バカ丸出しですし、全文聞いた上で追及していたならば、そんな議員に日本を任せられません。
ワイドショーのコメンテーターにしても同様です。
池江さんのことを考えているようで実は考えていない。
考えているふりをしているだけ。
偽善者。
今日以降、いや、今日はどうせ大臣の全発言をパネルにしてああだ、こうだと貴重な時間を費やすんでしょうね。
私は見ませんけども。
少なくとも明日以降は大臣の発言について、もう触れないでください。
野党もワイドショーも。
本当に池江さんのことを思っているならば、
池江さんが元気に戻ってくることを信じて心の中で応援しましょう。