交流戦は第2週。
以前と異なり各球団3連戦1回だけの対戦なので今週は早くも最終週だ。
前回書いた例年と異なる傾向は先週も続き、現時点で1位が同率で中日にDeNAと失礼ながら全く予想外の順位。
我が巨人はどうかと言えば2勝2敗2分。
中身を見れば西武との2引き分けは勝たなければならなかった試合。
日本ハムに1勝2敗も計算外。
戸郷は突然乱れ、菅野の復帰試合も飾れなかった。
阪神が相撲用語でいうヌケヌケ状態で最後連敗と停滞気味で、差を詰めるチャンスなのに巨人もモタモタしてしまい3.5差より縮まらない。
これじゃあダメだ。
先週の結果
スコア
6月1日 対西武 4対4△
6月2日 対西武 4対3〇
6月3日 対西武 4対4△
6月4日 対日本ハム 6対0〇
6月5日 対日本ハム 4対6●
6月6日 対日本ハム 2対4●
主な打者の成績
若林 20打数5安打 打点1 .250 .236
ウィーラー 20打数5安打 打点4 .250 .346
吉川 21打数8安打 打点3 .381 .321
岡本 23打数5安打 打点4 .217 .250
スモーク 18打数3安打 打点2 .167 .290
松原 11打数4安打 打点1 .364 .260
丸 15打数3安打 打点0 .200 .227
亀井 9打数2安打 打点2 .222 .186
中島 6打数2安打 打点2 .333 .309
重信 7打数1安打 打点2 .143 .255
炭谷 5打数3安打 打点2 .600 .205
石川 6打数2安打 打点0 .333 .294
香月 4打数2安打 打点0 .500 .255
週間チーム打率 191打数49安打 .257 .255
※赤字は今季通算打率
投手成績
6月1日 高橋 3回1/3 自責点0 2.26
6月2日 横川 3回 自責点2 3.38
6月3日 サンチェス 5回2/3 自責点1 4.59
6月5日 戸郷 6回1/3 自責点6 4.42
6月6日 菅野 5回 自責点2 2.11
※赤字は今季通算防御率
感想
どうもいけない。
メルセデスが復帰戦で見事勝利したのに本来チームの柱となる戸郷、菅野で勝てない。
高橋は違和感を覚えて早々に降板したが、登録抹消されていないので安心した。
首位阪神がここにきて昨年同様守備のひどさが目立ってきた。
昨日までのエラー42個は12球団でダントツだ。
さらに阪神は先発陣は揃っているがブルペンに不安を抱えている。
巨人は昨年ほどの出来にはないが、ブルペンは数字的に阪神を上回る。
ところが先週は西武3連戦はブルペンが打たれてしまった。
正直先週は6勝0敗の目もあったと思う。
でも終わったことは仕方がない。
結局は阪神との直接対決で勝つしかない。
残り16試合。
前も書いたが10試合連続甲子園でアウェイの戦い。
その後6戦連続で東京ドーム。
極端な日程でどう考えてもホームで戦える阪神が有利。
しかしそんなことは言ってられない。
16試合10勝6敗で現在の3.5差は追いつける。
もちろん他球団との対戦はひとまずおいといてだが。
逆に言えば16試合も残っており、チャンスは十分にある訳だ。
そのためにも先発陣の整備は必須だ。
先々週あたりから中5日、中4日で登板が目立つ。
畠がブルペンに回り、先発は現在高橋、サンチェス、メルセデス、戸郷、菅野の5人。
これ以外の投手では現状、今村と横川の両左腕しか思い浮かばない。
そこでだ。
山口俊の復帰が現実味を帯びてきた。
どうやら巨人の返り咲きは確実のようだ。
とやかく言う向きもあるが、勝つための補強であり、正に欠点部分の補強なので当然取りに行くべき。
打線は丸がファームに落ちているが好調な選手で打順を組めば問題ない。
アウェイではあるが、最低でも4勝2敗は譲れないだろう。
ではまた来週。