巨人は広島相手に１勝２敗。
楽天戦含めてここ５試合で１勝４敗というのはいただけない。
最大５あった貯金も２まで減ってしまった。
坂本選手が広島戦の初回の打席で右太ももを負傷して離脱。
復調著しいところだっただけに坂本の退場が与える影響は大きい。
試合を直に見に行けばわかるが、坂本は打つだけでなく守っている時も、他の野手に声を掛け続けていわゆる守備の要になっている。
このところ衰えが指摘されているが結局坂本は戦力的に絶対不可欠なのだ。
坂本離脱後広島に連敗したのも決して無関係ではないだろう。
先週の巨人（１勝２敗 今季通算３５勝３３敗）
スコア
６月２３日 対広島 ５対３ ○
６月２４日 対広島 １対３ ●
６月２５日 対広島 ２対３ ●
打撃成績上位（３打数以上）
吉川 １２打数６安打 打点２ .５００ .２６１
ウォーカー ５打数２安打 打点０ .５００ .２９５
中山 ５打数２安打 打点０ .４００ .２６２
若林 ３打数１安打 打点０ .３３３ .３３３
秋広 １１打数３安打 打点１ .２７３ .３１８
週間チーム打率 １０２打数２５安打 .２４５ .２５６
※赤字は今期通算打率
投手成績
6月23日 先：井上 ４回０/０ 自責２ 防４．５０ 救：５回０/０ 自責１
6月24日 先：メンデス ３回１/３ 自責３ 防２．６１ 救：４回２/３ 自責０
6月25日 先：山崎 ５回２/３ 自責３ 防３．２３ 救：２回１/３ 自責０
週間先発防御率 １３回０/０ 自責８ 防５．５４ ３．５４
週間救援陣防御率 １２回０/０ 自責１ 防０．７５ ３．９８
週間投手陣防御率 ２５回０/０ 自責９ 防３．２４ ３．７１
※赤字は今期通算防御率
感想
交流戦で上昇に転じたのも坂本、丸の復調で打線がある程度繋がり投手陣もゆるやかではあるが整備されてきたからだ。
原監督は８月が勝負と言っており、チーム状態が上昇気配になってきたので自信を深めて広島戦に臨んだはずだ。
しかし前述したように坂本の負傷で出鼻をくじかれた。
足の肉離れから復帰の中田翔も少し疲れが出ているようで、せっかく固定しつつあった打線も再び再編しなければならない。
幸い、坂本の代わりにショートは門脇、中山の成長、中田がベンチの時は秋広をファーストに回し、外野は丸、梶谷、オコエ、ウォーカー、重信で十分に賄うことが出来る。
サードは岡本がどんと構え、セカンドは復調著しい吉川でいけるだろう。
今週は戸郷、グリフィンも復帰してくる。
心配なのは大勢だが、今年はおそらくオールスターには選ばれないだろうから、そこでリフレッシュもしくはミニキャンプなどで整えて欲しい。
原監督のいう８月攻勢を信じたい。
今週は東北シリーズでヤクルトと２試合にホームで阪神３連戦。
飛ばない燕と寝ている虎を羽ばたかせないように、起こさないように。
■６８試合消化時点でのチームの主な数字
順位 ３５勝３３敗 ４位
防御率 ３．７１ ５位（ヤクルトと同率）
打率 ．２５６ ２位
本塁打 ７９本 １位
盗塁 ２１個 ５位
失策 ２４個（リーグ最少）
得点 ２５７ ２位
失点 ２５９ ５位
