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巨人ドラフト結果を見ての勝手な印象

2023年のドラフト会議が終わった。

巨人の1位指名は中央大学西館勇陽投手。

日本ハムと競合し阿部新監督がくじを引いて見事に指名権を得た。

新監督幸先良いスタートとなった。

指名選手は以下の通り

1位 西館勇陽  右右 投手  中央大

2位 森田駿哉  左左 投手  Honda鈴鹿

3位 佐々木俊輔 右左 外野手 日立製作所

4位 泉口友汰  右左 内野手 NTT西日本

5位 又木鉄平  左左 投手  日本生命

今年は指名5名が大学、社会人で固め話題となったが、育成で高校生を3人指名。

1位の西館投手はクイックモーションから繰り出す最速155キロの長身右腕。

阿部監督の後輩でくじも当たり運命的な物を感じる。

西館投手は速球のみでなく変化球も多彩に操る。

好投手を多く送り出す花巻東高出身で甲子園にも出場。

中央大では先発、救援どちらも経験しており大勢投手の回復具合では救援での起用も考えられ、もちろん即戦力だ。

2位の森田投手は26歳と経験豊富。

富山商時代に甲子園出場。

150キロ超の球速を持ち貴重な左腕投手として期待される。

3位佐々木外野手は23歳。

成績を見る限り長打力はなさそうだがシュアな打撃が持ち味と思われる。

4位泉口内野手は24歳。

大阪桐蔭時代センバツ大会での優勝メンバー。

横川、根尾、藤原の1年先輩にあたる。

青山学院大では4年秋に遊撃手としてベスト9に選出。

来季巨人はサード坂本、遊撃門脇、セカンド吉川、ファースト岡本と決まっているが、

全ての選手がフルに出場することはないし、特に坂本は疲労を残さない起用法が考えられ、泉口は内野のユーティリティプレーヤーとして出場機会が与えられそうだ。

5位又木投手は社会人名門の日本生命所属の左腕。

情報はあまりないが、これが正にスカウトの腕の見せどころなのだ。

今回のドラフトで補強ポイントの投手、さらには2位以下で左腕投手を、しかも即戦力を期待しての指名。

ペナント奪還への並々ならぬ意気込みを感じた今回の巨人ドラフト指名だった。

 

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