相変わらず混戦が続くセ・リーグ。
巨人は先週、上位のＤｅＮＡと２試合、首位広島と３試合。
ここで負越すようだと今後の戦いに影を落とす。
結果は３勝２敗でひとつ勝越し。
首位広島に勝ち越したのは大きい。
各球団抜け出しそうで抜け出せない展開が続く。
ペナントレースも折り返しを迎えているが、いまだ先行き不透明。
数字の上では６球団全てに優勝の可能性がある。
我が巨人はヘルナンデスに続き、新外国人モンテスの獲得が確実なようだ。
坂本が極度の不振で登録を抹消された中、補強ポイントを確実に押さえる姿勢は好感が持てる。
先週の巨人（３勝２敗 今季通算３５勝３４敗５分）
スコア
６月２５日 対ＤｅＮＡ ３対２ ○
６月２７日 対ＤｅＮＡ ４対５ ●
６月２８日 対広島 ３対２ ○
６月２９日 対広島 １対２ ●
６月３０日 対広島 ３対２ ○
打撃成績上位（５打席以上）
ヘルナンデス ２０打数８安打 打点２ .４００ .３４６
大城 １６打数６安打 打点２ .３７５ .２１４
丸 ２３打数８安打 打点１ .３４８ .３０８
若林 ６打数２安打 打点１ .３３３ .３３３
門脇 １４打数４安打 打点０ .２８６ .２０８
週間チーム打率 １６８打数４６安打 .２７４ .２３５
※赤字は今季通算打率
投手成績
6月25日 先：山崎 ８回０/０ 自責１ 防１．５３ 救：１回０/０ 自責１
6月27日 先：井上 ４回０/０ 自責３ 防４．０６ 救：５回１/３ 自責２
6月28日 先：戸郷 ７回０/０ 自責１ 防１．９８ 救：３回０/０ 自責１
6月29日 先：グリフィン８回０/０ 自責１ 防２．７２ 救：１回０/０ 自責１
6月30日 先：菅野 ５回１/３ 自責１ 防１．８２ 救：３回２/３ 自責１
週間先発陣防御率 ３２回１/３ 自責７ 防１．９５ ２．４７
週間ブルペン陣防御率 １４回０/０ 自責６ 防３．８６ ２．４９
週間投手陣防御率 ４６回１/３ 自責１３ 防２．５３ ２．４８
※赤字は今季通算防御率
感想
先週は全て１点差勝負。
痺れるような試合展開の中、３勝２敗で１点勝ち越しは上々だ。
現時点で１点差勝負は１６勝１２敗。
これは阪神の１６勝１０敗についで中日（１３勝９敗）と並び４点勝越し。
広島が１０勝１４敗なのが意外だが、この数字を見る限り広島が抜出すとは考えにくい。
混戦がここまで続く原因のひとつには大型連勝をするチームがない。
と、同時に大型連敗もない。
最大連勝はＤｅＮＡと阪神の７連勝。
他球団も６連勝２チーム、５連勝１チーム、４連勝１チームという状況。
最大連敗は巨人の６。
後の５球団は全て５連敗が最大。
そりゃあ抜出すチームはいないだろう。
どのチームも今年は打てないことは、もうはっきりした。
打撃１０傑で３割打者が二人。
１０位の選手で２割６分６厘は異常すぎないか？
巨人は外国人の補強で攻める。
ヘルナンデスは規定打席には到達していないが何と.３４６。
二匹目のどじょうを狙って外国人の獲得に動き、さらに松原と若林のトレードを成立させた。
ウィークポイントを埋める積極的な補強は必ず実を結ぶだろう。
今週は中日と２試合、ヤクルトと３試合。
広島、ＤｅＮＡが大きく勝ち越しているヤクルトに巨人はここまで５勝６敗。
せっかく広島に勝越してもヤクルトに負越してしまったら意味がない。
来週から広島、ＤｅＮＡ、阪神との上位球団との対戦を前に今週は何が何でも勝越さなければならない。
※一部数字はヌルデータを参照させていただきました。
先週のＭＶＰ
丸選手 ２週連続２度目
やはり何と言っても２８日広島戦のサヨナラホームラン。
昨年あたりは限界説も流れた丸選手だが、今年見事に復活。
打率も３割を超えて首位打者も射程圏。
４月２８日今季初めて１番打者に座った時の打率が.２４６。
それが現在.３０８まで急上昇。
文句なしだ。
７４試合消化時点での主な数字
順位 ３５勝３４敗５分 ３位 ⇧
防御率 ２．４８ ３位 ⇨
打率 ．２３５ ４位 ⇨
本塁打 ４７本 ３位 ⇨
盗塁 ３６個 ３位 ⇨
失策 ２５個 リーグ最少 ⇨
得点 ２０５ ４位タイ ⇩
失点 １９５ ２位 ⇨
