影無茶のスポーツ24/7

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先週の巨人(9/13~18)CS圏内目指して3チームがラストスパート

両リーグ雑感

パリーグオリックスが首位ソフトバンクに3連勝。

ゲーム差なしに食らい付いた。

この両チームは直接対決がもうないので残り試合は取りこぼしが命取りになる。

特にオリックスは負け数がソフトバンクより二つ多く、ひとつの敗戦が致命傷だ。

残りの対戦相手を見ると、ソフトバンクがロッテと5試合、西武、楽天と各2試合、日本ハムと1試合残している。

対するオリックスはロッテ、楽天と各3試合だ。

ソフトバンクにとって今日の日本ハム戦は絶対に負けられない。

今年のパリーグは史上稀に見る大混戦で、ロッテ、西武、楽天の3チームに今もCS圏内突入のチャンスが残っている。

オリックスは今季負越している楽天と3試合残しているが日程的にエース山本が2試合登板可能。

残る1試合を宮城でいって3戦3勝を狙っていきたい。

CS進出がかかる3チームと優勝争いのソフトバンクオリックス

最後の最後までパリーグは目が離せない。

セリーグもヤクルトとDeNAの上位2球団は決まりだが、CS進出をかけた3チームの争いは予断を許さない。

一時は巨人終戦と書いた私だが、9月ここまで8勝4敗1分。

5位とは言え広島、阪神とゲーム差無しなので、チャンスの芽が出てきた。

巨人はコロナで試合中止になった影響で今週7連戦!先週金曜から9連戦となっており

先発が踏ん張らないとブルペン陣の負担が大きくなってしまう。

そのあたりが鍵となるだろう。

先週の巨人

スコア

9/13 対ヤクルト 9対7○

9/17 対阪神   3対2○

9/18 対DeNA 1対3●

主な打者の成績

吉川    15打数5安打 打点1 .333 .283

坂本    13打数5安打 打点0 .385 .287

丸     13打数4安打 打点2 .308 .273

中田    13打数3安打 打点4 .231 .284  

岡本    12打数5安打 打点3 .417 .255

ポランコ  10打数4安打 打点1 .400 .242

ウォーカー 10打数4安打 打点1 .400 .280

大城    10打数3安打 打点1 .300 .258

重信     3打数2安打 打点0 .667 .233

週間チーム打率 112打数35安打 .313

※赤字は今季通算打率

投手成績

9/13先発菅野(勝) 7回0/3 自責点3 3.17

    ブルペン  2回0/3 自責点0 

9/17先発戸郷(勝) 6回2/3 自責点2 2.69

    ブルペン  2回1/3 自責点

9/18先発山崎(負) 5回0/3 自責点2 3.02

    ブルペン  4回0/3 自責点

週間先発防御率    18回2/3 自責点7 3.38

週間ブルペン防御率  8回1/3 自責点1 1.08

週間投手陣防御率   27回0/3 自責点8 2.67

※赤字は今季通算防御率

感想

個人的に一度は終戦と書いたが、今もその気持ちはあまり変わらない。

巨人がここにきて粘りを見せCS圏内に入ってくる可能性が出てきたことに対して、何故かワクワク感をあまり感じないのだ。

巨人ファンとしてあるまじきとは思うが、現状は正直それほど魅力あるチームではないと思っている。

何なんだろう?

試合ぶりや、選手の気持ちに訴えてくる何かが足りない。

物心ついた時からの巨人ファンだが、こういった思いをするのは、他球団の主力バッターをどんどん補強し、スタメン全員が4番打者って感じになった時以来だ。

もちろん巨人はCS進出に向けて頑張っているので応援はするが、たとえCSに進出できたとしても、チームは何かを変えていかないといけない状況だと思う。

今週は既に昨日月曜日が祭日で試合があり7連戦になる。

コロナによる試合中止が続いたので、ここにきて9連戦が組まれているが、今日火曜日は東京ドームでの今季最終戦

試合後原監督は何を語るのだろう。

その後はDeNAと2試合、最下位中日と3試合。

それを終えるといよいよ残りは1週間開いてDeNAと今季最後の2試合だ。

来週は7試合分の感想となる。

 

ではまた来週。

 

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先週の巨人(9/6~11)勝越しチャンスを活かせずチームとして機能していない

両リーグ雑感

セリーグはヤクルトが最悪の状態は抜け出したものの勝ったり負けたり。

しかし追いかけるDeNAも一時の勢いが完全に消えた。

このままヤクルトが逃げ切るだろうが、CSの結果はどうなるかわからない。

上位3チームは今の順位のままヤクルト、DeNA、阪神で決まるだろう。

パリーグオリックスがついに首位に立ったが1日で陥落。

上位3球団ゲーム差なしの戦いが続く。

3球団とも投手力が優れており、最後の最後までわからない。

一応現時点でセがヤクルト、パがオリックスと予想しておく。

結局両チームが2連覇を成し遂げる訳だ。

前々年最下位、前年優勝、今年も優勝というパターンになる。

先週の巨人

スコア

9/06 対DeNA 1対2●

9/07 対DeNA18対3○

9/08 対DeNA 6対5○

9/09 対中日   1対3●

9/10 対中日   2対5●

9/11 対広島   7対0○

主な打者の成績

吉川    25打数9安打 打点2 .360 .281

坂本    22打数7安打 打点1 .318 .282

ウォーカー 26打数11安打 打点7 .423 .276

中田    25打数7安打 打点8 .280 .287

岡本    22打数8安打 打点0 .364 .251

丸     20打数3安打 打点3 .150 .272

ポランコ  17打数3安打 打点5 .176 .238

大城    16打数4安打 打点5 .250 .256

重信     8打数4安打 打点0 .500 .220

中島     6打数0安打 打点0 .000 .253

週間チーム打率 220打数61安打 .277 .243

※赤字は今季通算打率

投手成績

9/06先発菅野       9回0/3 自責点1 3.13

   ブルペン(負)   2回0/3 自責点1 

9/07先発山崎伊(勝)   7回0/3 自責点1 2.99

   ブルペン      2回0/3 自責点

9/08先発井上       3回2/3 自責点 6.50

   ブルペン(勝)   5回1/3 自責点

9/09先発戸郷       7回0/3 自責点1 2.69

   ブルペン(負)   3回0/3 自責点

9/10先発(負)メルセデス 5回1/3 自責点2 3.25

   ブルペン      3回2/3 自責点

9/11先発(勝)赤星    5回0/3 自責点0 3.96

   ブルペン      4回0/3 自責点

週間先発防御率    37回0/3 自責点9  2.19 3.70

週間ブルペン防御率 20回0/3 自責点8  3.60 3.87

週間投手陣防御率   57回0/3 自責点17 2.68 3.77

※赤字は今季通算防御率

感想

先週は3勝3敗。

下位の中日に連敗してしまった。

先々週から大勢をリードした場面で起用できない状況が続いている。

同点の場面での登板が目立っており、結果先週は決勝点を取られて2敗を喫する。

クローザーとしてリードした場面で最後を任され続けて結果を残してきたのに、同点での登板は勝手が違うだろう。

さすがに疲れも出てきたと思う。

しかし大勢を責めることは出来ない。

DeNAにしてもヤクルトにしても阪神にしても、リリーフで出てくる投手は皆勝負師の顔をしている。

魂を込めて投げているのが表情から見て取れる。

打者も他球団の選手は表情が違う。

火曜日のDeNA戦。

巨人は幾度もあった勝越しやサヨナラのチャンスを活かせない。

10回裏満塁で出てきた北村は落ちる球などボール球を振らされ、ストライクには手が出ない。

大城も同じ。

完全に相手投手の気力が上回っていた。

これでは勝てない。

ポジティブな話題はウォーカーとポランコのダブル20号ホームラン。

外国人選手はシーズン終盤になると来季の契約がちらついて急に打ち出すことがあるが、この二人は態度も真面目だし、守備に不安は残るが久しぶりの当たりだ。

来季の契約は確実と思われ、今年以上の戦力になって欲しい。

残り12試合。

今週は3試合。

対戦相手は全て異なるが、まずは火曜日にヤクルト、土曜日には阪神との今季最終戦を経て日曜日はDeNA。

全て上位球団(5位だから中日以外は全て上位なんだが)。

CS進出を目指すならば全て勝たないといけない。

そこまでの気力が今の巨人に残っているだろうか。

ではまた来週。

 

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大相撲秋場所 残念な阿炎休場

コロナに振り回された名古屋場所

本来なら長い夏巡業ですっかり日焼けした力士達がその成果を見せる場所である秋場所

依然として高い水準で感染者が出ていたこの夏にどれだけの稽古が出来たのか正直わからないが、ひとり横綱が続く今の大相撲は異常であり、次期横綱候補に誰が名乗り出るのか、今場所はひとつの試金石になると思っていた。

ところが初日を控えて、とても残念なニュースが飛び込んできた。

阿炎の休場である。

先場所の感想で書いたが、私が候補として掲げたネクス横綱3力士のひとり。

幕内復帰後47勝28敗、勝率6割2分7厘。

不祥事で謹慎を経験したが、身体も大きくなり、相撲っぷりも良くなっていた。

肘の故障ということで少し時間がかかりそうなのが実に残念だ。

こうなった以上しっかり治して復帰してもらいたい。

もう一人期待の霧馬山。

前頭上位の難しい位置で3場所連続勝ち越し。

身体もそれなりに大きくなってきて、千代の富士2世と私は勝手に思っている。

初日横綱照ノ富士相手にどんな相撲を見せてくれるだろう。

大いに期待したい。

そしてもう一人の候補朝乃山。

これまた不祥事で1年間休場。

先場所復帰して当然ながら3段目優勝。

今場所は幕下で、初日に学生横綱幕下付け出しデビューの川副と対戦が決まっている。

この取り組みに勝って波に乗れという協会の激励だと思う。

15枚目なので全勝優勝すると来場所での十両復帰も考えられる。

もちろん他にも若隆影や怪我さえ治ればまだまだ可能性のある貴景勝、新関脇豊昇龍など注目すべき力士は居るが、何といっても私が注目するのは上記のネクスト3力士。

それだけに阿炎の休場が残念でならないのだ。

 

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映画鑑賞記録(サブスク) 「ザ・スクエア」 何なんだこの独特の緊張感は

仕事以外全部趣味

ザ・スクエア

アマゾンプライムで鑑賞。

2017年カンヌ映画祭パルムドール受賞作。

知人に勧められ全く事前知識を持たずに鑑賞。

主人公は著名な美術館のキュレーター。

新たな企画を立ち上げて事前プロモーションを行ううちに・・・大小様々な騒動が持ち上がる。

 

不思議な面白さとしか言いようがない。

静かだが激しい。

予測不能の展開。

独特の緊張感。

何なんだこの映画は。

観ている立場なのに、ついつい映画の中に入り込んでしまう。

あなたは人を信じますか?

それとも疑いますか?

テーマは明確に提示されているが、答えは観た人それぞれで考えてくれって映画だ。

 


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台風11号を人生に例えてしまった

台風11号が温帯低気圧に変わった。

気象庁は台風に関して発表から温帯低気圧に変わるまで随時情報を流しているが、今回の11号はその数172を数えた。

台風11号は発生当時から特異な動きを示し、西進、迷走、急発達、大型化と全く型にはまらない台風だった。

幸い日本では大きな被害はなかったと思われ、最後は日本海を時速80キロの猛スピードで駆け抜けて温帯低気圧に変わった。

被害に遭われた方にはお見舞い申し上げることしか出来ないのだが、台風11号の動きを振り返ると、不謹慎ではあるが何だか人生みたいだと思ってしまったのだ。

台風11号は8月28日15時、南鳥島近海で発生し、発生時の第1号情報では、すぐに

熱帯低気圧に変わると予想されていた。

それが西進する内に海水温の高い地域で8月30日に最高ランクの猛烈な勢力まで急成長。

その後1ランク勢力を下げて非常に強い台風になったが、9月3日には規模を拡大し大型で非常に強い台風となった。

その後一度勢力を弱めるが石垣島付近でほとんど停滞し、被害の拡大が心配されるに至る。

その後はゆっくりと北に進路を取り、4日に再び勢力を強めて北へ進み、翌5日に再び大型で強いにランクダウン。

このころから次第に進路を東寄りに変え、それ以上に勢力を落とさず北北東に進路を取り、対馬海峡を通過。そのままスピードを上げて日本海を東進し、大型で強いから強さの表記が消え規模だけを表す大型の台風となり9月6日21時に温帯低気圧に変わったのだ。

最初は(今は表記されないが)小型の弱い勢力だった台風が、条件が揃い猛烈な強さまで発達し、さらには付近にあった熱帯低気圧を吸収する形で規模を大型化させて沖縄近海で猛威を奮い、最後は偏西風に乗って猛スピードで駆け抜けていく。

台風の動きを人生に重ねることには批判する方もおられるだろう。

しかし、最初はどこにでも存在するようで目立たなかったのに、迷走しながらも条件を活かして成長し、最後は余韻を残してただ消え去っていく。

少し比喩が過ぎるだろうか。

もちろん現実の台風は低気圧に変わっただけで全く油断は出来ない訳で、今後東北や北海道で被害が出ないことを祈るしかない。

老兵は消え去るべきなのだ。

 

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