前回、この1週間は悪くても4勝2敗で乗り切らないといけないと書いた。
ところが結果はこうだ。
先週の結果
スコア
9月7日 対DeNA 2対8●
9月8日 対DeNA 1対4●
9月9日 対DeNA 5対5△
9月10日 対中日 1対10●
9月11日 対中日 4対5●
9月12日 対広島 2対1〇
主な打者の成績
丸 11打数1安打 打点1 .091 .251
坂本 21打数8安打 打点0 .381 .280
吉川 26打数7安打 打点3 .269 .292
岡本 24打数6安打 打点4 .250 .280
中島 17打数6安打 打点1 .353 .304
中田 8打数1安打 打点0 .125 .150
ウィーラー 12打数2安打 打点0 .167 .294
松原 22打数7安打 打点3 .318 .266
大城 6打数0安打 打点0 .000 .236
岸田 7打数2安打 打点1 .286 .143
小林 7打数1安打 打点1 .143 .128
亀井 10打数3安打 打点0 .300 .207
廣岡 4打数1安打 打点1 .250 .180
立岡 4打数1安打 打点0 .250 .192
ハイネマン 8打数1安打 打点0 .125 .125
週間チーム打率 204打数51安打 .250 .247
※赤字は今季通算打率
投手成績
9月7日 菅野 4回1/3 自責点7
9月8日 山口 5回 自責点4 3.40
9月9日 戸郷 5回 自責点3 3.96
9月10日 高橋 4回1/3 自責点5 3.01
9月12日 菅野 7回 自責点1 3.72
週間先発防御率 28回2/3 自責点25 7.85 3.66
週間ブルペン陣防御率 23回1/3 自責点8 3.09 3.48
※赤字は今季通算防御率
感想
1勝4敗1分。
予想をするにあたって、最悪の場合も考えるがこの成績はその最悪をも下回る。
9試合連続勝ちが無し。
観戦に行った菅野の好投で勝利した9月1日京セラドーム以降10日間勝ち星なし。
一瞬首位に立ったが、これだけ勝てなければそりゃあ順位も落ちる。
この間失点51。
1試合平均失点が5なので計算上6点取らないと勝てない。
今の巨人打線はコンスタントに毎試合6点取るのは困難だ。
確かにホームラン数は両リーグ断トツトップ。
しかしチーム打率はセリーグ5番目。
ここまで111試合戦って1試合平均得点は3.9だ。
これを投手陣を中心とした守りで勝つのが巨人の戦い方だ。
その投手陣、特に先発が先週崩れた。
火曜日のDeNA初戦で菅野が炎上。
中4日登板の広島戦で好投し特俵で踏みとどまった印象だが、見通しは明るくない。
原監督は先週から先発を5人で回している。
2週続いた6連戦は火曜日から土曜日まで中5日で先発を回し、日曜日は火曜日の先発を中4日で登板させるローテを組んでいる。
このようなローテを組んでいるのは巨人だけだ。
後の5球団は中6日で先発を回している。
2週目にして先発が崩れたのは中5日、4日方式の疲労なのか?
たまたまそういう巡り合わせなのか。
今週は木曜日に試合がないので火曜日に山口、水曜日が戸郷と中5日だが、金曜から中6日で高橋➝メルセデときて甲子園最後の阪神戦で菅野登板となる。
ここ2週間の戦いを見る限り巨人優勝の可能性はかなり難しい印象だが、阪神戦が7試合残っていることに望みをかけて、そのためにも今週は何が何でも5連勝を狙うくらいの気構えで戦ってもらいたい。
優勝するためには、今週、菅野で阪神に勝った上での4勝1敗が最低条件だ。