13連戦が終わった。
連戦が始まる前、このブログで8勝5敗、あわよくば9勝4敗でと願った。
終わって見れば・・・1日雨天中止があったが、なんと!10勝1敗1分け!
ファンとしては大大大満足の結果だ。
タイガースがここにきて負けないがそれでもゲーム差9.5。
事実上今季の行方は決まったも同然だ。
残り50試合を切って9.5差。
そりゃあ矢野監督は諦めないと言葉では語っているが、選手たちはもう追いつかないと心の底では思っている。
最終的にはまだ差が開くだろう。
何しろセ界でもっとも良い野球をしているのは、まごうことなきジャイアンツなのだ。
では先週の数字。
先週の数字
スコア
9月7日 対タイガース 3対2 〇
9月8日 対ドラゴンズ 2対0 〇
9月9日 対ドラゴンズ 5対4 〇
9月10日 対ドラゴンズ 2対2 △
9月11日 対スワローズ 2対1 〇
9月12日 対スワローズ 5対4 〇
9月13日 対スワローズ 3対1 〇
主な打者の成績
吉川尚 23打数14安打 打点3 .609 .286
坂本 25打数8安打 打点6 .320 .269
丸 23打数5安打 打点2 .217 .281
岡本 26打数5安打 打点5 .192 .272
亀井 19打数1安打 打点1 .053 .260
中島 20打数5安打 打点1 .250 .283
大城 19打数7安打 打点3 .368 .313
ウィーラー 17打数3安打 .176 .276
松原 20打数4安打 .200 .253
炭谷 5打数0安打 . .184
重信 3打数0安打 . .238
増田 2打数0安打 . .241
北村 3打数0安打 . .250
岸田 1打数0安打 . .333
週間チーム打率 220打数52安打 .236 .258
※赤字は今季通算打率
投手成績
9月8日 菅野 7回 自責点0 1.44
9月9日 田口 5回2/3 自責点3 4.44
9月10日 サンチェス 7回 自責点1 2.25
9月11日 戸郷 7回 自責点1 2.37
9月12日 今村 5回1/3 自責点4 3.72
※赤字は先発投手の今季防御率
感想
7日のタイガース戦で高橋を、8日のドラゴンズ戦で大野を相手に共に勝利。
特に8日は菅野と大野両エースの投げ合いを制するなどムードは最高だ。
ロドリゲスを含めついこの間、苦手を作りすぎと書いたが、全て攻略出来た。
チームとして機能しているからこその結果。
俺が俺がって思うと相手投手の術中にはまる。
ジャイアンツはチーム状態が極めて良いのだろう。
雨で1日中止があったが、13連戦を終えて貯金を9も増やすことが出来た。
その立役者はやはり投手陣だろう。
先週1週間の先発陣防御率が何と2.08!
ブルペン陣も1.74で、この間投手陣全体で1.97はすごい数字だ。
2点取れれば勝てた訳だから6勝1分けも当然の結果と言える。
特にブルペンは12球団で最高の質量だろう。
今まで勝利の方程式と言われてたのは決まった2~3人で成立していた。
ところが今のジャイアンツはこの方程式がアメーバ状に変化する。
ある時は中川ーデラロサ。
ある時は大竹ー高梨。
またある時は鍵谷ー大江ー高梨。
変幻自在のブルペン陣と言って良いだろう。
2位に大きく差をつけている余裕は確かにあるとは思うが、中川、デラロサに3連投をさせない。
その場合に最後を締めた高梨。
誰がシーズン初めイーグルスに居た高梨がジャイアンツのブルペンを支える貴重な選手になることを想像できたか。
トレードで来てくれた時も貴重な左の変則投手として期待はしたが、その期待値を大きく上回る活躍だ。
さらに先週は鍵谷の状態もアップしてきた。
元々球速はあったが、細かいコントロールがないように思っていた。
しかし先週はスライダーが切れに切れた。
元々重くて速いストレートもつられて良くなってきた。
大竹もキレキレシュートを武器にしっかり仕事をしている。
大江が少し疲れが出てきたのかコントロールが乱れてきたのが気になるが、まずは盤石のブルペン陣であることは疑う余地がない。
さあ今週はマジック点灯なるか。
今度は9連戦。
セ界がつまらなくなってもいい。
差は開けば開くほど安心出来る。
どれだけ開いても良いので2位以下をもっと放して欲しい。
タイガース、ベイスターズに引導を渡せるか。
まずは明日のエース高橋を再度攻略だ。