影無茶のスポーツ24/7

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大相撲名古屋場所 逸ノ城初優勝 もぐら叩きはまだ続くのか

大相撲名古屋場所逸ノ城の初優勝で幕を閉じた。

平成26年新入幕時に旋風を巻き起こし13勝2敗の準優勝。

大関横綱を倒し場所後半は連日スポーツ紙の1面を飾る大活躍だった。

当時幕下、十両を各2場所で通過してのこの数字だけに将来を嘱望されたものだ。

しかしその後は伸び悩み、三役までは到達するが基本的には幕内の上位下位を行ったり来たりのエレベーター力士の一人だった。

来場所は三役に返り咲くが、上を目指せるかというと、まだ信用できないというのが正直な感想だ。

何しろ今の大相撲は悪く言えばどんぐりの背比べで、抜け出せる力士が居ない。

前に書いたが本格的な四つ相撲を型とする力士が居ないのが原因と思われ、その型を持っている朝乃山が不祥事でリ・スタートを余儀なくされてしまったことで益々混迷。

その朝乃山が今場所1年ぶりに出場し三段目で全勝優勝。

実力的には優勝して当然だが、そこはそれ、相当なプレッシャーがあっただろう。

無事に再スタートを切れたことは喜ばしい。

幕内に戻る迄順調に行って来年夏場所

私は朝乃山こそ次の横綱と書き続けてきたが、考えてみれば地獄から復帰してきた照ノ富士にどうしても勝てず、その照ノ富士横綱に昇進。

次は朝乃山の番なのだ。

朝乃山以外の期待力士、阿炎、霧馬山も今場所勝越し。

私はネクス横綱はこの3力士から生まれると(今は)思っている。

 

さて今場所だがコロナ第7波の影響をまともに受けてしまった。

幕内だけでも14人が途中休場。

連日不戦となる取り組みがあり、中には両者不戦敗という珍事まで起きた。

場所自体中止にすべきとの声も多かったが、私は場所をやり切ったことに賛同する。

過去幾度かの波を経て、今はその経験を活かしながら中止や制限より、方法を見つけて実施することがトレンドだ。

でないといつまでたっても消極的方法しか取れないことになる。

なので完璧でなくても方法を模索しながら場所をやり切ったことは良かったと思う。

問題は休場力士の来場所番付をどうするかだが、今日のニュースを見るとカド番大関御嶽海は来場所も大関に留まるようで、コロナ休場力士に対しては救済措置を取ることが決定されたようだ。

となれば大栄翔も関脇に留まると思われ、逸ノ城と霧馬山のためにも秋場所は張り出しを設けないといけないだろう。

コロナと言えども、休んだ力士が救済され場所を勤め上げて好成績の力士に我慢を強いるのは本末転倒。

このところ取組自体は熱戦が多く、見ていてとても面白い。

しかし突き抜けてくる力士が皆無で、毎回もぐら叩きが繰り返される。

この傾向がまだ続くのか、それとも照ノ富士の一人横綱が解消されるような横綱候補が現れるのか。

本当なら力をつける長い夏巡業がコロナ禍により思うように出来ないだろうことは残念だが、秋場所には何か新しい鼓動が聞こえてくることを期待したい。

 

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