影無茶のスポーツ24/7

ルール知らなくても面白く読んでいただけることを目指します

プロ野球 先週の巨人(8/30~9/4) 一度消えたCS自力進出が阪神戦勝越しで復活 

両リーグ雑感

投手力の良いオリックスが勝ち星を伸ばし、上位3チームがゲーム差無しで並んだ。

勝率1厘ずつの差でソフトバンク、西武、オリックスの順だが宮城が調子を上げてきたオリックスに一番勢いがあるように思える。

残り20試合前後でこのような状況が生まれるとは驚きだ。

これからは痺れるような試合の連続となるだろう。

日本ハムの新庄監督が来年も指揮を執る可能性が高くなったようだ。

そりゃそうだろう。

今年だけで辞めたら全くの賑やかしで終わってしまうことになる。

あと2年で日本ハムがどう変わっていくのか。

新庄監督の元で結果を見せて欲しい。

これに対しセリーグはヤクルト逃げ切りが濃厚だ。

なにしろブルペン陣が好調。

巨人の感想欄で書くがマクガフを延長の最後の最後まで温存できるんだから。

高津監督のブルペン陣への信頼は厚い。

村上が50本の大台を超えてきた。

史上最年少3冠王はほぼ確実だろう。

先週の巨人

スコア

8/30 対ヤクルト 2対4●

8/31 対ヤクルト 8対8△

9/02 対阪神   2対2△ 

9/03 対阪神   7対1○

9/04 対阪神   2対0○

主な打者の成績

坂本    20打数5安打 打点4 .250 .278    

ポランコ  14打数2安打 打点1 .143 .240

丸     20打数4安打 打点1 .200 .278

中田    19打数5安打 打点3 .263 .287

岡本    21打数6安打 打点4 .286 .246

若林    16打数3安打 打点1 .188 .242

吉川    20打数7安打 打点1 .350 .277

大城    17打数6安打 打点2 .353 .257

ウォーカー  8打数0安打 打点0 .000 .265

重信     4打数0安打 打点2 .000 .196

中島     3打数2安打 打点1 .667 .270

増田大    3打数1安打 打点0 .333 .176

増田陸    2打数0安打 打点0 .000 .246

週間チーム打率 185打数42安打 .227 .242

※赤字は今季通算打率

投手成績

8/30先発菅野      7回0/3 自責点2 3.30

  ブルペン)   4回0/3 自責点4 

8/31先発井上      4秋0/3 自責点4 5.65

  ブルペン      8回0/3 自責点

9/02先発戸郷      8回0/3 自責点2 2.76

  ブルペン      4回0/3 自責点

9/03先発メルセデス   3回2/3 自責点0 3.24

  ブルペン)      5回1/3 自責点0 

9/04先発赤星()   6回0/3 自責点0 4.24  

  ブルペン      3回0/3 自責点

週間先発防御率     28回2/3 自責点9 2.83 3.79

週間ブルペン防御率  24回1/3 自責点6 2.22 3.89

週間投手陣防御率    53回     自責点5 2.56 3.82

※赤字は今季通算防御率

感想

先々週に終戦と書き、先週には本当に終わってしまうと書いた。

でもって今週の先週の巨人だが、何と延長戦を3試合。

内2試合を引き分けに持ち込み、大きく負け越していた阪神戦で2勝1分。

一度は消滅した自力でのCS進出が再び自力の可能性が出てきた・・・らしい。

らしいと書いたのは今の巨人をあまり信用していないからだ。

土曜日のメルセデスを4回に交代させたことに対して、好意的な評価が見られるが、どうも原監督は先発投手を早めに交代させるのが好みのようだ。

そりゃあ完全に打ち込まれて試合にならない程の出来だったら仕方がないが、そうでない場合に先発投手の責任回数まで到達していなくても交代させる場合をちょくちょく見かける。

原監督には原監督の考えがあるし、あまり采配について文句は言いたくないが、ブルペンの負担が増えるのは間違いない。

巨人は先週3試合延長戦を戦ったが、クローザー大勢は最後を締める場面での登板ではなかった。

大勢を出したからには必ずその回の攻撃で勝負を決めないといけない。

大勢の後で大勢を上回る投手が出てくることはない訳だから。

そこで決められない時点で大きなハンデを背負うことになる。

対照的にヤクルトはマクガフを最後の最後まで起用しなかった。

ブルペン陣が揃っているからこそ出来る芸当だ。

結局巨人は延長戦の3試合を2分1敗と勝つことが出来なかった。

巨人はデラロサがやや上向きなのは朗報だが、ここで存在を示しておかないと来年の契約など出来るものではない。

もう遅い気はするが・・・。

残り試合は18。

今週はホームでDeNAと3試合、中日と2試合。

日曜日だけマツダスタジアムに遠征してカープと1試合。

いよいよシーズン終盤という趣きだ。

ではまた来週。

 

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年に1度のお楽しみ 巨人ホームの京セラドームヤクルト戦 ウィークポイントが如実に表れた試合

恒例!年に一度のお楽しみ。

関西のジャイアンツファンが大阪で、何の遠慮もなく一丸となって応援できる京セラドームのホームゲーム。

私にとって2014年からコロナ禍の2020年を除き毎年の行事になっている。

今年も8月30日のヤクルト戦を見てきました。

球場の外は今にも雨が降りそうな雲行き。

とんでもなく蒸し暑い不快指数100の中、昨年ほどではないにせよ感染対策が行われ、検温ブースを通って、入場申告書に名前と電話番号を記入しないと入場ゲートを通ることが出来ない。

球場内は人、人、人。

オレンジのタオル、レプリカのユニフォームを纏い席に着く。

スタンドはオレンジユニフォームで埋め尽くされている。

正真正銘ホームの試合だ。

先発は菅野。

2年連続だ。

昨年は素晴らしいピッチングだった。

今年も立ち上がりから球が走ってる。

7回まで投げて奪三振8。

特に4回までに7三振。

ところが3回に相手ピッチャー小澤にヒットを打たれたのが悪かった。

山田に豪快にレフトスタンドに持っていかれ先制点を許す。

小澤がどんなバッティングをするのかわからなかったんだろう。

油断大敵。

7回に勝負師中島のツーベースから同点に追いつくが、逆転する勢いは巨人打線にはなかった。

岡本も打球に角度が付かず、凡退を繰返す。

巨人は同点の9回に大勢を使う。

大勢はさすがのピッチング。

下位打線とは言え全く油断ならないサンタナ、中村、長岡を三者凡退に抑える。

しかしその裏巨人は中田がヒットで出塁するが、次打者岡本がショートへのハーフライナー

これを長岡が直接取らずワンバウンドで捕球して6-4-3のダブルプレー

続く増田大がヒットで出るが若林が凡退で延長戦突入。

巨人のチーム状態を表すようなちぐはぐな攻撃だ。

今の巨人ブルペンに大勢以上の投手はいない。

案の定11回今村が打たれて万事休す。

11回裏はクローザーマクガフにきっちりと3人で抑えられ試合終了。

ヤクルトはマクガフを最後の最後まで温存できるほどブルペンが充実している。

巨人は大勢を9回に使わざるを得ない。

それほどブルペンが手薄なのだ。

優勝を狙えるチームとそうでないチームの差がはっきりとわかる。

来年はこんな思いをさせないでくれ!

 

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プロ野球 先週の巨人(8/23~28)これでは本当にこのままで終わってしまう

2~3日留守にしていたので先週の巨人の投稿が遅れた。

実は昨日30日の京セラドームで行われた巨人VSヤクルト戦を見に行ってたが、勢いの差が如実に表れた試合だった。

年に一度大阪で巨人ファンとして何の気兼ねもなく応援できる大阪シリーズ。

この試合のことは後日書かせていただくのでご覧いただければ幸いだ。

両リーグ雑感

パリーグは1週前好調だったチームが今週には負け越す、1週前負越したチームは今週勝ち越すなど、抜け出していくチームが相変わらずいない。

先週あたりからようやくロッテがようやく調子を上げてきた。

時すでに遅しって感じだが、元々力のあるチーム。

これから上位球団を喰っていけば益々優勝はおろかCS争いもわからなくなる。

上位4球団の中でオリックスの負け数が一番多いが、最近一番成績が安定しているのはオリックス

自力があるのはやはりソフトバンクだが、潜在的にロッテをやや苦手としており、調子上げてきたロッテとの残試合をどう戦うかが案外鍵になるのかも。

西武は打撃が目立つ印象だが、投手力が安定している。

ブルペンもリーグ1番で、後半までリードを保てれば逃げ切れる。

結局勝利への執念が優ったチームが優勝することになるのだろう。

セリーグは天王山のヤクルトVS横浜3連戦がヤクルト3連勝に終わったことで、ヤクルトの逃げ切りはほぼ確定的だ。

2位もDeNAが粘りそうで、3位も現在の調子と安定度から阪神だろう。

あとは村上の3冠王が成るか、ペナントについてはそれだけが楽しみと言っては失礼だろうか。

先週の巨人

スコア

8/23 対中日 6対0○

8/24 対中日 1対4●

8/25 対中日 2対1○

8/26 対広島 4対3○

8/27 対広島 4対6●

8/28 対広島 4対6●

主な打者の成績

吉川    22打数3安打 打点1 .130 .273

坂本    24打数7安打 打点0 .292 .281

丸     23打数7安打 打点2 .304 .281

中田    20打数5安打 打点6 .250 .289

岡本    19打数6安打 打点4 .316 .244

ポランコ  10打数2安打 打点2 .200 .244

大城    16打数4安打 打点0 .250 .251

若林    16打数4安打 打点3 .250 .260

ウィーラー  8打数1安打 打点1 .125 .196

重信     6打数0安打 打点0 .000 .205

北村     5打数1安打 打点0 .200 .191

松原     5打数1安打 打点0 .200 .119

週間チーム打率 192打数45安打 .234 .242

※赤字は今季通算打率

投手成績

8/23先発(勝)菅野 8回0/0 自責点0 3.34

  ブルペン    1回0/0 自責点

8/24先発(負)井上 4回3/1 自責点1 4.35

  ブルペン    4回3/2 自責点

8/25先発(勝)戸郷 8回0/0 自責点1 2.78

  ブルペン    1回0/0 自責点

8/26先発 山崎伊  5回0/0 自責点2 3.14

  ブルペン(勝) 4回0/0 自責点0 

8/27先発 直江   3回0/0 自責点3 3.38

  ブルペン(負) 5回0/0 自責点2 

8/28先発 赤星   3回0/0 自責点4 4.64

  ブルペン(負) 5回0/0 自責点

週間先発防御率   31回1/3 自責点11 3.16 3.83

週間ブルペン防御率 20回2/3 自責点2  0.87 3.99

週間投手陣防御率  52回0/0 自責点13 2.25 3.89

※赤字は今季通算防御率

感想

最近の巨人の戦いを見ていると勝利への執念が足りないと思える。

やはり目標のあるチームと失いつつあるチームとではこれだけメンタル面で違いが出るということなのだろう。

先週の巨人も今年はもう、あまり書くこともないかもしれない。

来週あたりから来年に向けて思うことを書いていくつもりだ。

先週も結局6位の中日には勝ち越したが、4位の広島には負け越した。

なので5位。

そういうことだ。

ではまた来週。

 

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映画鑑賞記録(サブスク)「その女情報部員アレックス」オルガ・キュリレンコのためのオルガ・キュリレンコによるオルガ・キュリレンコの映画

仕事以外全部趣味

これはとにかくオルガ・キュリレンコが好きだと言う人にはたまらない映画。

私はボンドガールの時も、オブリビオンの時もさほど魅力的に思わなかったが、この映画のオルガ・キュリレンコはとても魅力的だった。

オルガ演ずる元CIA諜報員のアレックスは、恋人に誘われて参加した(なんでやねん!)銀行強盗で手に入れたUSBメモリーを奪回しようとするアメリカ上院議員(モーガンフリーマン)が雇っている殺し屋に狙われる・・・と言う映画。

ツッコミどころも満載だが、テンポがよく、何よりオルガ・キュリレンコのアクションを見るだけで満足できるというタイプの映画だ。

殺し屋のボスが冷静、冷酷なのにちょっとぬけているところも笑えてしまうし、その手下もいかにもステレオタイプで様々な映画で見られるタイプの連中。

一緒に銀行強盗をしたアレックスの仲間のひとりがこれまた何の役にも立たないなど、正にオルガ・キュリレンコのためのオルガ・キュリレンコによるオルガ・キュリレンコの映画なのだ。

何度も繰り返すがオルガ・キュリレンコの活躍を見るだけで爽快な気分になれるし、ある程度の満足感を得られる。

これを見て改めてオブリビオンも見たんだが、やはりこの映画程魅力的ではなかった。

彼女にとってアレックスは一番のはまり役だったんじゃないだろうか。

ところがこの映画、公開されていたのを知らなかったが、エンディングを見るとどうなんだろう、続編の含みを持たせたような・・・でも作られていないのでヒットはしなかったんだろうなあ。

 


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夏の甲子園2022 まとめ 青春ってすごく密

夏の甲子園が終わった。

心配されたコロナ感染による影響は最小限で済んだ。

各校の選手、監督、コーチ、学校関係者、父兄、宿舎関係者、大会運営関係者の苦労は如何ばかりかと察する。

その苦労は報われてほんとうに良かった。

優勝は仙台育英

優勝旗はついに、ついに白河の関を越えた。

須江監督のインタビューは珠玉の言葉の連続だった。

青春って密。

これほど青春を言い表した言葉ってなかったんじゃないか。

結果的に仙台育英が優勝したが、今夏の東北勢は強かった。

ベスト4に2校残っただけでなく、大会12勝は東北勢としては過去最多勝利。

2000年台に入って東北勢は急激に力をつけてはいたが、負ける時は比較的あっさり負けていた印象がある。

今回ついに大きな壁を越えたのだ。

大阪桐蔭は強すぎるが故の目に見えない敵に負けたように思う。

優勝してあたりまえ的な雰囲気があり、プレッシャーも半端なかっただろう。

初めから優勝を求められているような異常な状況。

甲子園は弱者に優しく、それは時には大きなうねりとなって強者を襲う。

大阪桐蔭も高校生だったということだ。

今回仙台育英は1回戦から決勝までなんと、のべ16人の投手を起用した。

ひとりのエースだけで甲子園を勝ち抜くことはもう出来ない時代になったのだ。

そうなると、今後優勝する高校は強豪校しか勝てなくなる。

それでは夢がない。

甲子園球場が特別なのはわかっている。

だが他球場との併用で日程にゆとりを持たせ、多くの学校に夢を追いかけられるようにするべきだ。

開会式と準々決勝以降だけ甲子園にして、1~3回戦は複数球場使用で同時にこなし、日程的に余裕を持たせればよいのだ。

高校サッカーのようなやりかただ。

いずれにしても甲子園大会は曲がり角に来ている。

そう思うのだ。

 

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