影無茶のスポーツ24/7

ルール知らなくても面白く読んでいただけることを目指します

プロ野球 先週の巨人(8/16~21) 終戦!終戦、終戦だ~! 残り試合をどう戦う、原巨人

両リーグ雑感

セリーグは後述するが、興味がなくなりかけている。

それにしてもヤクルトの逆噴射と横浜の二段ロケットには驚く。

ヤクルトとの差4ゲームは残り試合を考えればまだまだ遠いが、勢いとは恐ろしい。

だが横浜もそういつまでも好調が続くとは思えない。

逆にヤクルトはそろそろ上向きになるはずだ。

優勝争いはこの2チームに完全に絞られた。

パリーグは上位4球団が先週も勝ったり負けたり。

ソフトバンクはロッテを、楽天オリックス日本ハムをそれぞれお得意さんにしているが、西武はロッテ、日本ハムにほぼ5分の成績しか挙げられていない。

この辺が残り試合で影響しそうだ。

まだまだ予断を許さない。

先週の巨人

スコア

8/16 対ⅮeNA 1対3●

8/17 対ⅮeNA 3対7●

8/18 対ⅮeNA 3対4●

8/19 対阪神   0対4●  

8/20 対阪神   1対5●

8/21 対阪神   1対6●

主な打者の成績

吉川    25打数5安打 打点0 .250 .281

重信    16打数2安打 打点0 .125 .220

坂本    19打数2安打 打点1 .105 .280

中田    23打数5安打 打点1 .217 .293

丸     23打数6安打 打点2 .261 .280

岡本    23打数6安打 打点2 .261 .240

ポランコ  14打数2安打 打点2 .143 .245

大城    16打数6安打 打点0 .375 .251

ウォーカー  4打数1安打 打点0 .250 .272

ウィーラー  5打数2安打 打点0 .400 .208

週間チーム打率 198打数41安打 .207 .243

※赤字は今季通算打率

投手成績

8/16先発(負) 菅野 6回0/0 自責点3 3.61

  ブルペン     2回0/0 自責点

8/17先発 メルセデス 5回0/0 自責点3 3.27

  ブルペン(負)  3回0/0 自責点

8/18先発(負) 戸郷 7回0/0 自責点4 2.89

  ブルペン     1回0/0 自責点

8/19先発(負) 山崎 6回0/0 自責点1 3.11

  ブルペン     3回0/0 自責点

8/20先発(負) 堀田 3回0/0 自責点3 6.29

  ブルペン     6回0/0 自責点

8/21先発(負)シューメーカー 4回2/3 自責点2 4.34

  ブルペン         4回1/3 自責点

週間先発防御率   31回2/3 自責点16 4.55 3.86

週間ブルペン防御率 19回1/3 自責点11 5.12 4.16

週間投手陣防御率  51回0/0 自責点27 4.76 3.97

※赤字は今季通算防御率

感想

先週、8月の成績が8勝2敗で3位浮上って書いて、まだまだ踏ん張れそう!

など書いたような気がするが、たった1週間しか経っていないんだぞ。

綺麗に並んだ黒星6個。

目標を持つチームと目標を持てなかったチームの差はこれほどまでに大きいのか。

上位球団のⅮeNAと阪神に何と6連敗。

昨年後半から巨人は平気で大型連敗を喫するようになった。

いったいどうなってしまったのだろうか。

終戦終戦、もう終戦だ~!

ヤクルト、ⅮeNAとの負け数差は13~14。

最終5割でシーズンを終えるためには(71勝71敗1分)残り29試合を18勝11敗でいかないといけない。

決して不可能な数字ではないが、現状を見てたらこの成績が残せるとは思えない。

29試合のうち6勝9敗1分のⅮeNAと9試合残しており、本来チャンスと捉えるべきなんだが先ほど書いたように目標のあるチームに大きく勝ち越すのは難しい。

阪神にもダブルスコアで負け越しており、CS圏内に滑り込むのは容易でないのだ。

こうなったら来年のことを考えて若手主体でメンバーを組んで伸び伸びと戦わせるしかないだろう。

中途半端にCSを狙い、結果CSに残れず、若手は育たずとなれば何をか言わやだ。

原監督、ご決断を!(辞めろという意味ではありません)

 

 

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映画鑑賞記録(サブスク)「蜘蛛の巣を払う女」 ドラゴンタトゥーの女とテイストは異なるが十分に楽しめた

仕事以外全部趣味

アメリカ版「ドラゴンタトゥーの女」の続編。

監督デビッド・フィンチャー、ミカエル役ダニエル・クレイグ、リスベット役ルーニー・マーラだった前作から、監督フェデ・アルバレス、ミカエル役スヴェリル・グドナソン、リスベット役クレア・フォイと主要メンバーが全て変更。

内容は天才博士が作った核攻撃プログラムが自分の意志とは異なる使い方をされるのを阻止するために、自らリスベットにハッキングを依頼。

プログラムを奪うことは出来たが、そのプログラムを手に入れようとする組織とそれを守ろうとするリスベット達。

前作には登場も示唆もなかったリスベットの双子の妹が登場して対峙することとなる。

果たしてプログラムは誰の手に渡るのか。

ドラゴンタトゥーの女」がとても魅力的だっただけに、俳優交代は正直言って大きなハンデだったと思う。

この2作の間には7年ものブランクがあったのでそれもやむを得なかったんだろう。

だが、クレア・フォイは頑張っていた。

リスベットとして十分に雰囲気があった。

だけどミカエルはやはりダニエル・クレイグで見たかった。

男の色気が足りない。

作品的にはいろいろ言われていたようだが、シンプルなアクション映画として見るには申し分ない。

私は見終えてから作品の評判を読んだが、ドラゴン・タトゥーの女とはテイストがそもそも異なっており、それが忘れられない人は違和感を持ってしまって受け入れられなかったんだろう。

ご都合主義的な展開もあったりするが、致命的なものではない。

スピード感もあるのでちょっと時間つぶしに映画を見たくなった人にはおすすめだ。

 


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夏の甲子園2022 試合をピックアップ 近江VS高松商 プロ野球では絶対に見られないタイプの面白い試合

何かと山田君の起用法について話題になっている近江校。

センバツで明らかに異変が感じられたのに続投させたことが原因だ。

確かにプロ野球でも中6日で投げているにもかかわらず100球をひとつの降板のめどにしているのに、高校野球が連投連投で身体を酷使するのはおかしい。

しかしそういったことを度外視した中に感動が生まれるのも事実である。

今日の近江と高松商は正にそんな試合だった。

かつては近畿勢の中で滋賀県勢は少々後れを取っていた。

甲西が旋風を巻き起こしてベスト4に残った時は沖縄興南が初めてベスト4に進出した時と同様の盛り上がりを見せた。

阿久悠氏が決勝戦に進んだ近江校を詩にした頃からけっこうドラマチックな試合を見せてくれるようになったが、その決勝戦で敗れた試合を含め、ツーランスクイズで敗れた試合や、今センバツでの決勝戦での大敗など今までは敗戦の美学に関する話題ばかりだった。

ところが今夏の近江校は違う。

投打にわたって気迫あふれる山田君を筆頭に、今までのチームに見られたひ弱さが全く感じられない。

高松商も一時甲子園から遠ざかっていたが、ここ最近は復活目覚ましく、単に甲子園に来るだけでなく結果も残している。

特に浅野君は上背はないが長打力は本物で、今日の山田から放ったバックスクリーンへのホームランは驚いた。

高松商は申告敬遠も含めて得点の全ては浅野君が何らかの形で絡んでおり、山田対浅野という見方をすれば浅野に軍配が上がっていた。

しかし近江は春までの山田頼みのチームから変貌を遂げていた。

7回に逆転を許したすぐ裏の攻撃で再逆転。

山田以外の打者もチャンスに強かった。

しかし再逆転のあとの8回、山田は明らかにおかしかった。

つったのか、痙攣していたのか右足がグラグラして球に全く威力がない。

先頭打者が四球で出塁。

テレビで見ていても、もう投げるのは無理とわかるほど。

しかし続投。

ここで私が思うに高松商としては残念なシーンがあった。

同じように投げるのがやっとという状態だったが、次打者がワンバウンドのボールを空振りしてしまい三振。

山田は大げさに言えばボールを投げるだけで精一杯の状態。

ストライクとボールの区別もはっきりしていた。

ストライクをカットしておけばほぼ四球を選べただろう。

これは山田助かった。

結局次の打者も四球になりようやくここで投手交代。

ここで登板した星野投手がピンチの中、リリーフの場面でいきなり対戦した浅野を打ち取ったのだ。

これでほぼ勝負あった。

アンラッキーなヒットも打たれたりしたが、星野の球は走っていた。

最終回も四球を2個与えたが、慌てるそぶりも見せず最終打者を打ち取って試合終了。

見事にリリーフとしての仕事をやり遂げた。

近江校はこれで甲子園3季連続のベスト4。

滋賀県のチームでこれほど力強く勝負強いチームが出てきたことに驚きを禁じ得ない。

 

最後に大阪桐蔭の敗戦には少なからず驚かされた。

勝って当然という評判、そんなことを言われて勝ち進むことは容易ではない。

まして高校生。

やはり高校野球は最後の最後まで何が起こるかわからない。

 

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夏の甲子園2022 ベスト8決定 関東勢姿消すも各地区に散らばる

夏の甲子園は早くもベスト8が決定。

昨年と違って順調に日程も消化出来ており、週間予報と照らし合わせても決勝戦まで予定通り進みそうだ。

心配された大会中のコロナ発症もなく、最後までこのまま進んで欲しい。

ベスト8の地区別内訳は東北2、東海1、近畿2、中国1、四国1、九州1。

昨年は東日本勢が1校も残らず、北信越1、近畿5、中国1、四国1だった。

これは史上初の出来事だったが、コロナ、長雨による順延続きで遠方のチームは何かとコンディション維持が大変だったと推察される。

それに比べると今年は関東勢こそいないが各地区バランスよく出そろった印象だ。

私の予想はガタガタって感じだったが揃ってみたら4校残っており、印象よりは残ってくれたかなって感じ💦

智辯和歌山の初戦敗退は驚いたが、相手の國學院栃木が強かったということだろう。

元々夏の甲子園は48校出場になってから初戦の相手が決まらないこの枠はインケツ枠でほとんどが初戦で姿を消している。

準々決勝からは都度組合せ抽選が行われるが、これがまたスリルがあって面白い。

昔は回戦ごとに抽選が行われていたが、コンディショニングや応援団等の宿舎の確保など負担が大きいので、3回戦までは日程が前もってわかるように変更された。

外野の私が勝手なことを言わせてもらうと、以前の方が楽しみがあったがまあこれはやむを得ない。

ベスト8組合せで最も見たいカードは仙台育英愛工大名電

屈指の好カードだ。

この勝者と大阪桐蔭が(準決勝であたらなければ)決勝に駒を進めると思う。

準々決勝からは休養日を挟みながらの日程になるが、16日に試合をして勝った4チームの投手は決勝まで進めば1週間500球の球数制限に届く可能性があるが、勝利校の内九州学院大阪桐蔭がひとりで完投。

但し大阪桐蔭はご存知のように複数の完投能力を持つ投手が居るので、全然問題ない。

残る聖光学院と下関国際は継投で勝っており、球数制限も脳裏にあっての投手リレーだと思われる。

選抜で登板過多が問題になった近江山田投手は3回戦が114球。

勝ち進んだ場合でも準々決勝と準決勝で386球投げられる。

いくら球数が多い山田投手でも大丈夫だろう。

しかしプロ野球のスカウトたちは出来ればあまり投げて欲しくないと思っているのではないだろうか。

今年の近江校はとても魅力あるチームだし、実は個人的には一番応援している。

コロナも含めて最後までアクシデントなく大会を終えて欲しい。

 

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プロ野球 先週の巨人(8/9~8/14) 中田翔突然の覚醒 直江プロ初勝利 投手陣踏ん張り3位浮上

両リーグ雑感

セリーグ、不振にあえいでいたヤクルトがようやく連敗ストップ。

こんなに連敗するチームではなかったのでコロナの影響が大きかったとしか言いようがない。

8月はDeNAが好調でヤクルトとの差を10ゲーム以上詰めてきた。

今年は山﨑投手が復活してクローザーを勤め上げていることも大きい。

昨年、一昨年と不調で丸2年クローザーを務められなかった投手が3年目にこんなに鮮やかに復活した例を私は知らない。

今後の展望だが、ヤクルトはこれから調子を戻していくだろう。

逆に最近好調だったDeNAと阪神は若干調子を落とすことが考えられる。

調子の波とはそんなものだ。

なので結局ペナントレースはヤクルトが優勝するだろう。

問題はCS圏内だが、DeNAは3位以内に残りそうだ。

残るひとつを阪神、巨人、広島で争う。

確率は書いた順番。

パリーグはどこも突き抜けられず一進一退が続く。

どのチームもそんな状態なので、相変わらず混戦だが日本ハムに続いてロッテが少しずつ集団から落ちていきそうな雰囲気。

ロッテは佐々木朗希で勝たないとチームとして上がってこれない。

防御率は1点台と文句のつけようがないが、5月までで5勝していたのに6月以降1勝しか上積みできていない。

首脳陣は今も100球限定で投げさせているが、本人はフラストレーションが溜まっているように見える。

CSを狙うにはもうこれ以上離されてはいけないところまで来ている。

CS進出を狙うなら佐々木の球数制限を緩くして、佐々木登板試合は必ず勝つようにしなければならない。

先週の巨人

スコア

8/09 対中日 2対3●

8/10 対中日 2対1○

8/11 対中日 6対1○

8/12 対広島 5対6●

8/13 対広島 4対1○

8/14 対広島 3対2○

主な打者の成績

吉川    19打数6安打 打点1 .316 .286

重信    13打数4安打 打点1 .308 .242

丸     17打数5安打 打点4 .294 .281

中田    22打数11安打 打点7 .500 .301

ポランコ  14打数2安打 打点3 .143 .249

岡本    23打数2安打 打点1 .087 .239

大城    19打数4安打 打点2 .211 .243

中山    12打数3安打 打点0 .250 .198

ウォーカー 10打数0安打 打点0 .000 .272

北村     8打数1安打 打点0 .125 .175

石川     6打数1安打 打点1 .167 .308

増田陸    4打数0安打 打点0 .000 .250

小林     3打数0安打 打点0 .000 .120

週間チーム打率 191打数43安打 .225 .245

※赤字は今季通算打率 

投手成績

8/09先発(メルセデス 4回3/1 自責点3 3.15

    ブルペン       3回3/2 自責点

8/10先発()戸郷    8回0/0 自責点1 2.76

    ブルペン       1回0/0 自責点

8/11先発()山崎伊   6回0/0 自責点1 3.25

    ブルペン       3回0/0 自責点

8/12先発堀田       4回1/3 自責点4 6.03

    ブルペン)    4回2/3 自責点

8/13先発()直江    6回0/0 自責点0 2.30

    ブルペン       3回0/0 自責点

8/14先発シューメーカー  5回0/0 自責点0 4.36

    ブルペン)    4回0/0 自責点

週間先発防御率   33回2/3 自責点9  2.41 3.82

週間ブルペン防御率 19回1/3 自責点5  2.33 4.10

週間投手陣防御率  54回0/0 自責点14 2.38 3.93

※赤字は今季通算防御率

感想

他球団には申し訳ないがコロナ開け巨人はヤクルトとは好対照の成績。

8月ここまで8勝2敗で7までいった借金も1に減って3位に浮上。

先週は戸郷が念願の二桁10勝に到達。

これで戸郷はプロ通算29勝目を挙げた訳だが、実はこの数字、1980年以降巨人の高卒4年目段階での勝利数としては現ピッチングコーチ桑田の44勝についで2番目の勝ち数なのだ。

あの斎藤投手でも23勝、完全試合の槙原が24勝、現ヤクルトの田口が26勝なので、まだ今季上積みが見込め(してもらわないと困る)どこまで伸ばすことが出来るかが巨人CS進出の大きな鍵となるだろう。

さらに投手陣では直江がプロ初勝利を挙げた。

今季巨人では実に7人目のプロ初勝利。

着実に新しい人が育っていると思いたい。

直江は戸郷と同期になるがほぼ同時に1軍マウンドに立っており、もっと早く勝利を手にしてもおかしくなかった。

しかしヘルニアを悪化させるなどしてマウンドから遠ざかっていたが、まだ22歳。

これから大いに期待したい。

打線ではついに岡本を6番に打順変更して中田翔を4番に指名。

これがドンピシャで、中田突然の覚醒で話題となった。

先週は22打数11安打ホームラン3本の打点7。

戸郷投手の二桁勝利実現の値千金ホームランなど大活躍。

1カ月前に.233だった打率が1カ月で7分上げて3割到達って何が起こったのか!

岡本の6番変更はある意味降格だが、代わりの中田の大活躍で岡本も救われた。

首脳陣も同様に救われた。

今週からは厳しい所を責められると思うが、冷静に対応して好調を維持して欲しい。

岡本は村上の活躍などで俺も打たなければという気持ちが強かったに違いないが、昨年まで2年連続2冠王は並の選手では絶対に出来ない。

自分のバッティングを取り戻せばすぐに打てるようになるだろう。

なので心配はしていない。

実は先週、打線は6試合全て一桁安打だった。

中田を含む上位陣が効率よく打点をあげて、それを投手陣が守ったという展開。

これが巨人本来の姿だ。

先発がある程度のイニングを抑え、打線は効率的に得点。

それをブルペン陣が守りきる。

ある意味理想の戦い方が出来ていた。

高梨が自ら志願して4試合連続登板を行った記事も見た。

残り35試合。

巨人まだまだ踏ん張れそうだ。

今週は好調DeNAと難敵阪神との6連戦。

正念場が続く。

今の勢いが本物であることを見せて欲しい。

ではまた来週。

 

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