大谷特大のプロ1号!
お約束とも言うべき派手な見出しが躍っている。
またまた日本ハムの話題を書く。
巨人ファンの私が日本ハム関連の投稿ばかり・・・。
まあ仕方がない。
昨年からネタを提供し続けている日本ハム。
キャンプインしても二刀流・大谷の記事は話題の中心のひとつだ。
ドラフト後、彼は、二刀流プランが進んだ場合、満足に投手の練習ができず、
野手一本になるのではないかという不安が入団のためらいの原因と語っていた。
日本ハムを経由して将来大リーグに挑戦する場合、明らかに投手の方が打者より有利だ。
ドジャース、レッドソックス、レンジャーズも160K右腕に強い興味を示したのは間違いない。
栗山監督がどのような育成計画を話したのかはわからないが、
大谷は当初は投手一本を望んだのではないか。
何しろ野茂英雄を目指した男だ。
そんな彼が今二刀流としてキャンプに臨んでいる。
彼の心境はどうなんだろうか。
日本ハムの事だろうから話題作りの為に二刀流を彼に課した訳ではないだろう。
入念な育成計画ありきの二刀流に違いない。
迎えた球春。
「引っ張ってじゃなくてセンターに打てた。それはよかったです。継続してやっていきたいです」
キャンプ2日目43スイングで7本の柵越え後のコメントだ。
映像を見る限り投手はホームラン競争のような球を投げているので額面通りとはいかないが、
それでもポイントがしっかりしていないと打てないのも確かだ。
「継続してやっていきたい」
真面目だ。
もちろん真面目を否定しているのでは全然ない。
あたりまえと言えばそれまでだが、与えられた二刀流練習に真摯に取り組んでいる証だろう。
元来打つのは面白い。
少しやんちゃなら「いやあ~ほんとは投手一本でやっていきたいんですけどねえ~、でも打つのも気分転換になるんでたまにはいいっすね」
って・・・言う訳ないか。
3日目はブルペンに入るんだろうが、どんな球を投げてくるのか注目だ。
彼には最終的に投手でやって欲しい・・・と個人的には思っている。
過去二刀流と言う訳ではないが、投手でデビューし、打者に転向した大物は多い。
元々打者で大成するような選手は少年時代は投手として鳴らした場合が多い。
ところが投手としては限界があって、打者で花開くって結果に落ち着くのだ。
日本ハムのお家の事情もあるかもしれないが、大谷も投手でなんの問題もなければ初めから投手一本だっただろう。
結局二刀流は打者への道程ではないかと思えてしまう。
そう思っても、大谷には投手として大成して欲しい。
高校生で160K投げる投手なんていないよ。
速いだけでは駄目なのはわかっているけどマウンドで躍動する大谷を見たい。
そう思いませんか?