影無茶のスポーツ24/7

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西内まりやの「情熱大陸」を見て、改めて大谷の二刀流を考えてみた

この前の日曜日、テレビドキュメント「情熱大陸」は西内まりやを追いかけていて、それを見ていました。

(どんなミーハーや)

その中で彼女がモデル、歌手、俳優の3足のわらじを履いている事について、自ら心情を吐露する場面がありました。

ドラマだったか映画だったかで、台詞が入ってない状態で撮影に臨んだらしく、皆に迷惑をかけたようで、一つの事に集中できない状況で、どれもこれもが中途半端になってしまう自分の環境に対してどうしようもない閉塞感から涙する彼女が映し出されていました。

まあ、西内まりやに対しては様々な意見があるでしょうし、それについてここでは特に触れませんが、これを見て何故か大谷翔平を重ねていました。

最初に言いますと、頭が固いと思われるかもしれませんが個人的には二刀流は反対です。

理由は西内まりやではありませんが、どちらかに集中してスキルアップしていった方がより成長すると思っているからです。

初の10勝10本塁打と言われてますが、10勝は確かにエースへの一里塚ですが10本塁打なんて誤解を恐れずに言えば、たいしたことないですものね。

もちろんローテ投手が普通に打者として打席に立ち、10本塁打を放つことの難しさは承知していますが。

私は投手として専念して欲しいと基本的には思っています。

大リーグへの挑戦を公言してはばからない大谷にとっても、打者よりも投手の方が活躍の可能性は高まると思います。

とここまで二刀流に否定的なことを書いてきてあれなんですが、なんだか今の彼を見ていると過去の概念に捉われている私が間違っているのかもしれない・・・って思う自分がいるのに気付くのです。

25歳でおそらく大リーグに行ってしまう大谷。

栗山監督は誠実な人でしょうから、入団の時に約束したことは守るでしょう。

二刀流の(おそらく)考案者である栗山監督は選手をつぶすようなことは決してしないと思います。

評論家時代に糸井の潜在能力を見抜いた栗山氏ですから、同様にプロの目から見て大谷なら二刀流行けると判断したのでしょう。

もしかしたら投手、もしくは打者に固定するより、両方した方がトータル的に大リーグでも通用する強靭な身体を物にする事が出来るという計算なのかもしれません。

このスケール感はハンパありません。

もちろん大リーグではどちらかに専念でしょうが。

そこまで考えての二刀流挑戦なのだと思うようになってきました。

ダメならとっくにどちらか一本に絞っているでしょうし、身体も悲鳴をあげているでしょう。

その若さで誰も追いつけない領域まで成長していく。

そんな可能性を見てみたいと思うようになりました。

まずは3月27日開幕戦。

イーグルス

開幕投手で!