日本ボクシングコミッションは4月1日から現在のWBC、WBA以外にIBFとWBOに加盟したが正にその絶好のタイミングで高山勝成がIBFミニマム級の世界王者に就いた。
新団体加入についてはまだ何となく手探りのような状況だったので、高山選手の快挙は一気に新加盟団体での挑戦機運を高めてくれそうで素晴らしい事だと思う。
中には世界王者の乱立を生むという向きもあるが、今のWBAなどは暫定王者をすぐに作って、誰が真の王者か訳がわからない状態になっている事を考えれば、IBFやWBOの方が魅力的に映るってこともあるだろう。
ファンにとっても世界のまだ見ぬ強豪が見られる大きなチャンス到来だ。
かつて見たくても見れなかったナジーム・ハメドや、多くの強豪がこの両団体を主戦として戦っている。
そういう意味で今回の高山の世界奪取はもっと大きく報道されて良い位のビッグニュースだと思う。