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井上尚弥 近づく大一番エマヌエル・ロドリゲス戦 IBFが統一戦と認めなくても優勝すれば同じ(大幅修正)

WBSS準決勝井上尚弥対エマヌエル・ロドリゲス。

今朝、IBFがこの対戦を統一戦と認めないという主旨の記事を見ました。

WBAは正規王座とスーパー王座があり(暫定王座は論外)井上はあくまで正規王座で、上位に位置付けられるスーパー王座は現在ノニト・ドネアが保持。

IBFはスーパー王座でないと統一戦と認めないと語っているようです。

IBFの見解は最もで第三者から見れば固いこと言うなよってところですが、WBSSはあくまでひとつの興行ですので、IBFがダメと言うならダメでしょう。

もちろん井上陣営に何の責任もなく、対戦結果だけを考えればロドリゲスの方が割を食う決定です。

ロドリゲスは負ければもちろん無冠ですが、勝ってもIBFの防衛だけでWBAのベルトは獲得出来ません。

井上は勝てば2団体王者ですが(WBAの反応が現時点で分かりませんが)負けてもWBAタイトルは失わない事になります。

WBAとしてもスーパースター井上に対して試合を挙行すればタイトルはく奪とは言えないでしょう。

とすれば、どうなるか。

どうやらこの認識を私が間違っていたようで、井上が負けた場合はWBA正規王座は空位になるようです。

井上が勝てばWBSS決勝でWBAスーパー王座ドネアとの統一戦となり、ドネアに勝てばWBAスーパー王座奪取となります。

IBF王座は返上して、階級を上げない限りスーパー王者として挑戦を受けることになるでしょう。

その相手ですが、復活するライアン・バーネットも試合内容によっては当然候補。

井上との対戦を熱望したゾラニ・テテも現在はWBO王者ですが可能性があるし、何と言っても、現WBC1位、WBA6位のルイス・ネリの動向からは目が離せません。

万が一(可能性は低いですが)井上がロドリゲスに敗れた場合。

先ほども書きましたがロドリゲスはIBF防衛のみでWBAのベルトは取れません。

でもって、決勝戦はロドリゲスとドネアの対戦になる訳ですが、どちらが勝ってもWBAスーパー王座。

となると、正規王座は井上尚弥のままですから、WBAの正規王者とスーパー王者の統一戦が行われる可能性が出てくる訳です。

ここで井上が勝てば遠回りになりますがWBSS優勝と同じ結果。

なので上に書いたことは事実と異なるようなのでこの部分を打ち消します。

それにしてもIBFがいきなりこんなことを言ってくるはずもなく、全く報道されなかったのはどういうことなのでしょう。

まあWBAは井上が勝てば防衛を認めると言ってるようなので、結局はIBFが統一戦と認めようが認めまいが結果は変わらないということですけどね。

あくまでone of themですが、過去のスーパースターも一度や二度負けているので、無敗は確かに一つの勲章ですが、たとえ負けても挽回のチャンスはいくらでもあります。

そこで井上対ロドリゲスについて簡単にプレビューすると、

確かにロドリゲスは若くて強い。

スピードもパンチ力も申し分ありません。

接近してからの連打はスピード十分で手数も多い。

過去最大の難敵なのは間違いありません。

大一番では想像を絶する強さを見せてきた井上。

ナルバエス戦2R、マクドネル、パヤノ戦1Rでの戦慄のKO勝利。

さすがに今回はそんなに簡単には行けないでしょう。

緊張感あふれる序盤になると思います。

お互いが相手のパンチを受けるでしょう。

その時に持った印象。

その差が勝敗の分かれ目になると思います。

確かにロドリゲスは強いですが井上が全ての点で僅かながらも上回っています。

変則スタイルならいざ知らず、どちらかというと似たタイプなので最終的に井上が勝つことは信じて疑いません。

井上がどの段階で相手を見切るか。

どんな勝ち方を見せてくれるのか。

世紀の一戦がいよいよ近づいて来ました。

あ~緊張する!

 

WBA世界バンタム級王者  井上尚弥  17戦17勝(15KO)

IBF世界バンタム級王者  エマヌエル・ロドリゲス  19戦19勝(12KO)

 

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