ラグビー日本代表がウェールズ代表に23対8で歴史的な勝利をあげた。
トンガ、フィジーに連敗し、順調に来ていたエディージャパンだがここにきてやや停滞したかと思われたがウェールズ代表に見事な勝利。
ウェールズのメンバーが落ちていた事を言う向きもあるが、そうであっても代表チーム。
双方が認めているれっきとしたテストマッチなのだ。
ポッと勝った訳ではなく、緻密に強化プログラムを実戦しているエディージャパンがそのルーティンの中で少しメンバーが落ちているとは言えウェールズ代表に勝ったという事実は限りなく重い。
2015年Wカップでトップ10、2019年W杯でトップ8に入る事を目標に具体的な強化スケジュールをこれまた具体的な数字を掲げて誰にでもわかりやすく道程を組み立てているエディーヘッドコーチ。
過去幾多の監督達が跳ね返された世界の熱い壁。
エディーコーチは何かやってくれそうな雰囲気がある。
昨日の秩父宮には2万を超える観衆が集まったと聞く。
一時のブームが過ぎてラグビーはいつのまにかマイナーな扱いになってしまった。
しかし地道に実力をつけてきている代表チームには間違いなくファンが戻ってきている事を感じる。
もちろんコアなファンは今も昔も変わらず応援しているに違いないが、代表の活躍でマスコミの注目度も急上昇だろう。
19日にパシフィック・ネーションズカップ、カナダ戦、23日に同じくアメリカ線と続くが、しっかりと勝ち切ってウェールズ戦の勝利をつなげていただきたい。