ジャイアンツが大きな勝利をもぎ取った。
宮國とスタンリッジの投げ合いが続いた昨日の試合。
1対0という最少得点差でジャイアンツが勝利し、タイガースとの差を4.5とした。
雨で1戦流したが2勝出来た事はこれからの戦いを進める上で優位に立てたと思う。
宮國が完全復活を印象付けるナイスなピッチング。
丁寧に丁寧に相手打者にボールを投げ込む姿を見て、ファームに調整に行く前のようにはもうならないと確信を持つ事が出来た。
攻撃陣も好調スタンリッジからなかなか点を取る事は出来なかったが多くの球数を投げさせ、その数は6回には早くも100球を超えた。
その6回高橋由のセンターに抜けそうな当たりを西岡が取ってスローイング。
高橋ふくらはぎの不安をよそに全力で1塁を駆け抜けセーフ。
次打者村田とのランエンドヒットで激走、激走で3塁にスライディングで際どくセーフ。
阿部がここぞのホームランで4番の存在感を見せつけるなら、高橋は俺の背中を見ろ!とばかりに故障再発を恐れない見事なファイティングスピリットでここに高橋ありを印象付ける。
続くボウカーのライトライナーでタッチアップからホームイン。
元々走攻守三拍子揃っていた高橋も度重なる故障で衰えを見せてはいるが、昨日の走塁を見ているとその存在感の大きさを今更ながら強く感じる事が出来た。
はっきり言って、この瞬間に今日は絶対に勝たなければならない試合になったなと思った。
そしてその裏、ワンナウトから大和にヒットを許し、次打者鳥谷の場面、見事な牽制球で大和をアウトにし、鳥谷を打ちとった時点で勝ちを確信出来た。
7回途中からはマシソン、山口、西村3本の矢を贅沢につぎ込む石橋を渡る原采配。
1対0で試合終了。
前半戦最後のタイガース6番勝負(5番勝負になったが)まずは2勝と王者の誇りを見せる事が出来て本当に良かった。