いつ以来のジャイアンツネタなのか。
毎日更新されておられる、他のジャイアンツファンの方のブログを見させていただくが、本当にジャイアンツ愛に満ちた文章にオレなんかファン歴は長いがひよっ子同然だと思ってしまう。
尊敬に値します。
さてマジックがそれこそ切れかけの電球みたいに点いたり消えたりしている今日この頃。
基本的に優勝はもう間違いないのだが、いよいよクライマックスシリーズの枠組みも見えてきた。
ジャイアンツにとっては、能見、スタンリッジ、榎田、藤浪をどう攻略するのか、これに尽きる。
が、しかしタイガースにとってはマエケンをいかに攻略するのか、考えようによってはこちらの方が深刻だ。
ペナントどうりだと、2敗の内1敗はお約束になってしまう訳だから。
さて我がジャイアンツ。
杉内が2年連続二桁勝利に到達した。
これで3人目の二桁勝利投手だ。
現在のような中6日を基本とするローテーションでは20勝投手はほぼ絶望的だ。(マー君みたいに超人的活躍をしないと無理)
そんな10勝ラインに到達した内海、杉内、菅野はほんとに頼りになるやつらだ。
そんな中、この試合実に興味深いシーンがあった。
山口に対してDeNA鶴岡が何と19球を山口に投げさせたのだ。
ファール、ファール、またファール。
カウント2ボール1ストライクから6球連続ファール。
1球ボールを挟んで8球連続ファール!
もちろん球審渡田はスリーバントスクイズ失敗同様として三振を宣言しなかった。
いやいや、この時期にこういう事が起きるとは。
粋だねえ!
もちろんその心は花巻東、千葉選手のカット打法なんだけど、これは千葉選手へのエールに見えた。
もちろん山口、鶴岡はそこまで意識していないだろうが、不思議な事ってあるなあというのが率直な感想だ。
千葉選手のカット打法については立場によって見方が変わってくるだろう。
花巻東の相手チームを応援している人達にとっては、あんなプレーは邪道となるだろうし、花巻を応援している人達にとっては、何を言ってるんだって事になる。
立場変われば人も変わるのだ。
しかしこれだけは言える。
千葉選手はあの小柄な身体というハンデをどうすれば克服出来るのか、必死で考えて、それを見つけた時は心躍ったはずだ。
それを実現する為に人の何倍かの努力を積み重ねて来た訳だ。
何か新しい事をやろうとする人は、必ず既成概念の壁にぶち当たる。
変えない事が楽。
何か違う事で目立ってきたら、徹底してつぶしにかかる。
何故そういうパイオニア的な快挙に対してそういう見方しか出来ないのか、不思議でしょうがない。
千葉選手はその犠牲者だと思う。
何だか変なジャイアンツ日記になっってしまった。
どこがジャイアンツ日記なんだ。