いよいよペナントレースが開幕した。
我がジャイアンツは宿敵タイガース相手に2勝1敗。
今年も圧倒的戦力を維持し、優勝候補の筆頭に位置付けられているが、果たしてもくろみ通りに運ぶのか。
オープン戦のチーム防御率3.95は昨年のオープン戦2.25に比べてかなり劣る。
そんな中、菅野、杉内、大竹というローテで臨んだ開幕3連戦。
私が感じた代表的な○△×を掲げてみよう。
○大竹が早くも1勝目。
カープで安定した投球を見せていたのは伊達ではなかった。
昨年の6人で回すローテ方式ではなく、今年は4人プラス2人というイメージで戦う事になるだろう。
内海を加えた4本柱については中5日を基本として回していきながら4人で60勝を期待したい。
内訳は4人が各18、16、14、12勝ってイメージだ。
そういう意味で今日の大竹の勝利は大きい。
確実に先発4番手の位置をキープしてくれそうだ。
○長野今年は好発進。
3連戦16打席13打数4安打3四球、打率.308、出塁率.438と昨年とは雲泥の差だ。
3戦目にしてトップバッターに戻ったが、この調子ならこのままトップバッターで固定すれば良いと思う。
○能見、榎田を攻略。
昨年能見、榎田に6勝を献上しているジャイアンツ。
今年もタイガースはいきなりこの二人をぶつけてきたがこれを見事に攻略。
スタンリッジのいないタイガースなので、能見、榎田を打つ事で、昨年のようなコンプレックスを持たないで戦えそうだ。
△スコット鉄太郎は果たして・・・。
今年ペナント初登板となった第2戦で打ち込まれたマシソン。
今日の第3戦でも四球、三振とまだまだ不安満載。
山口は第2戦でまずは大丈夫そうな投球を見せてくれたが、果たしてほんとに大丈夫なのか。
西村も今日の第3戦に登板。
プレッシャーのかからない場面だったので、あまり参考にはならない。
やはり今年ジャイアンツ優勝のキーポイントはこのスコット鉄太郎の状態がどうなのか・・・これに尽きる。
×杉内の早すぎる降板
内海をわざわざ4戦目に回してドームに強い杉内を2戦目に持ってきたのに、何故あんなに早く降ろすのか。
策士、策に溺れる。
原監督はチーム内競争力を高めようとしているのだろうが、先に挙げた4人の先発は少々点を取られても余程の事がない限り7イニングは投げてもらわないと・・・。
まあ、とは言う物の、2勝1敗発進は上出来だ。
次は打線を調子に乗せてはいけないDeNAだ。