全国高校野球選手権神奈川大会、順当に勝ち進んできた桐光学園と横浜が対決する。
順当と書いてみた物の、そこは激戦の神奈川大会。
どんな落し穴が待っているかわからない状況の中、勝ち進む底力はさすがだ。
全国の球児達の目標となった桐光、松井投手だがここまで極端とも言える省エネ登板だ。
初戦こそ完投した物の3回戦、4回戦は登板せず。
5回戦の横浜商大戦でようやく登板してここで5イニング完投。
つまりは14イニングしか投げていない訳だ。
確かに投げすぎは良くないが、強豪横浜と対戦するにはもう少しエンジンを暖めておく必要があるのではと思ってしまう。
奪三振も2試合で13個、イニングよりも少ない数というのは彼にとっては異例に少ない。
松井自身は横浜戦以降は全て投げるつもりであろうが、ピーキングを間違えたのではという一抹の不安がよぎる。
神奈川のベスト8を見ると強豪は取りこぼさずに残っている。
桐光松井と対戦するまでは負けられないという思いが強いんだろう。
迎え撃つ松井だが、果たして・・・。
第一の矢は横浜。