原巨人が独走でセ界を制覇した。
クライマックスシリーズが控えているが長丁場のペナントを優勝するには一時の勢いだけで成し遂げる事は難しい。
１年を通じて安定した戦いをみせてこその優勝だ。
昨日は倍返しでややモヤモヤした気持ちが残ったが、すぐにジャイアンツの優勝を肴に上手いビールを特別な気持ちで飲み干した。
この瞬間が最高だ！
ひところのジャイアンツは他球団の主力選手欲しい欲しいという感じで気づいてみれば、大砲ばかりで機動力もなくランナーに出ると交通渋滞のようになってしまうようなひどいチーム作りであった。
原巨人には明確なヴィジョンがある。
他球団からの移籍選手は今も大きなアクセントにはなってくれるが、それはあくまでひとつのカンフル剤だ。
中心となる選手は生え抜きで競争を勝ち抜いてきた精鋭である。
選手層ははじめから厚い訳ではない。競争によって厚くなったのだ。
当然来年以降については弱点も見えてきており、そこをどのように強化していくか。
ジャイアンツにはまだＣＳ、日本シリーズと勝ち抜き４０年ぶりの日本一連覇という大きな仕事が残っている。
昨日一日はジャイアンツナインも美酒に酔い優勝を皆で喜んだだろうが、今日からはＣＳに向かって新たな戦いが始まる。
まずはアルコールの影響を受けていない未成年今村の先発で次のステージへ出発だ。
