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フィギュアスケート、ソチへの道、NHK杯始まる

GPシリーズも早や折り返し。

第4戦、伝統のNHK杯が開催される。

先週の中国大会は体調を崩してしまい結果もろくに見る事が出来なかった。

ようやく体調も戻り、明日から始まるNHK杯は何とかテレビ観戦できそうだ。

まず最初にここまでの日本選手の成績を以下に記させていただく。

第1戦(スケート・アメリカ)

男子:1位町田樹、4位高橋大輔、6位小塚崇彦

女子:1位浅田真央

第2戦(スケート・カナダ)

男子:2位羽生結弦、3位織田信成、10位無良崇人

女子:2位鈴木明子

第3戦(カップオブチャイナ)

男子:3位小塚崇彦

女子:4位村上佳菜子、6位今井遥

ポイントランキングはあくまで暫定だが

男子:1位小塚(2試合)、2位町田(1試合)、7位羽生(1試合)、9位織田(1試合)、10位高橋(1試合)、無良はポイント0(1試合)

女子:1位浅田(1試合)、5位鈴木(1試合)、12位村上(1試合)、18位今井(1試合)

となっている。

グランプリファイナルへは上位6名しか出場できないので、24ポイントでも当落線上といった感じだ。

とすると男子は既に2試合を消化して16ポイントの小塚はファイナル出場は絶望的だ。

今回NHK杯には男子も女子も3名出場する。

高橋、織田は共にファイナル出場を目指すには優勝が絶対条件。

高橋は優勝しても難しいかもしれない。

無良はとにかく全日本に向けて少しでも良いすべりを見せる事がテーマだろう。

昨年はファイナルに4名の日本選手が進出した。

今年はどう考えても最大3名、もしかしたら2名という可能性もある。

しかし今年はソチの出場権を得る事がまず最大のミッションだ。

それを考えると高橋、小塚は既に照準を全日本に合わせていると思われる。

特に高橋は全日本優勝でソチの内定を得る事に絞っている。

ズバリそうでしょう!

女子は浅田が好調を維持しており、まず優勝は固いと思われ、早々にファイナル進出を決めるだろう。

鈴木もラディオノワという強敵がいるが充実していて集中力も高いので何とか2位を狙いたい。

ここで2位になれば26ポイントと安全圏内に入る。

ファイナル進出を考えれば2位と3位では大違いだ。

女子は村上が初戦4位で、第6戦ロシア大会に出場するが、ここで優勝しても24点。

ぎりぎりのラインだが、この大会にはリピニツカヤ、コストナーが出場する、トゥクタミシェワも出てくる。

なかなか厳しいのが現実で、結局昨年と同様ファイナルには浅田と鈴木の2名が出場という事になる可能性が高い。

ただ村上も、やはり全日本にピークを持って行き表彰台に上がれば、ソチ代表に選ばれる可能性が高い。

と、言うのも、安藤が東日本選手権で見せた演技は正直言って厳しい物だった。

村上は全日本からソチへと円熟度を増していく仕上げ方を考えているはずだ。

さあ、明日からのNHK杯。

それぞれの選手の思惑が交錯しながら、どのような演技を披露してくれるのか。

興味は尽きない。