宮崎サンマリンスタジアムで行われたジャイアンツ対ベイスターズ戦。
中5日で登板した菅野投手は今シーズンジャイアンツ投手陣で初の完投勝利投手となった。
16日のヤクルト戦で2打者連続で右手に打球を受け、かつて経験した事のない痛さを覚えたという菅野。
私はこのベイスターズとの九州シリーズでは大事を取って登板回避する物と決め込んでいた。
まさか中5日で出てくるとは・・・。
しかも何と何と142球(142球だよ!)投げての完投勝利。
ジャイアンツには貴重な勝利を、リリーフピッチャーには休養を、他の先発陣には刺激と喝を、それぞれ与える正に一石三鳥の大活躍だ。
9回完投、142球、被安打6、奪三振9、与死四球1、自責点1、防御率は1.40となった。
多くの三振を奪い四球を与えない。
これでk/BBは大竹に肉薄する5.60だ。
ジャイアンツファンの中でエースは誰?と問われた時に、菅野と答える人はもちろん多いだろうが、いやいやまだまだ内海と言う人も相当いたに違いない。
中には杉内という意見もあったかもしれない。
昨日までは・・・。
しかしベイスターズ戦の菅野の力投により、この論争に終止符が打たれる時が来たようだ。
ジャイアンツのエースは菅野!
もう誰も異を唱える者はいないだろう。