交流戦も早や一回り目最後のソフトバンクホークス戦。
2連戦というのは長年染み付いた観戦リズムからすると、どうも慣れません。
やはりカードは3連戦がいいですね。
まあ、元々セリーグが交流戦にはやや消極的という事がこういった変則日程につながっているんですけども・・・。
それはさておき、ホークスの初戦の先発は何と、あのスタンリッジなんですね。
タイガースのスタンにはさんざん苦しめられました。
年度別に数字を並べて見ると、
2013年 7試合 2勝3敗 47回1/3 40 39 12 2.28
2012年 3試合 1勝2敗 19回2/3 14 21 5 2.29
2011年 4試合 1勝0敗 26回 19 22 10 2.42
2010年 4試合 1勝2敗 21回 26 18 12 6.00
もう来日して今年で5年目なんですね。
来日初年度は打っていますが、2年目以降は防御率で見る限り攻略出来ていません。
防御率の割に勝ち星を献上していませんが、四球が多い為にタイガース攻撃陣も守っている時のリズムが悪くロースコアの接戦が多かったのでしょう。
いずれにしても、現在のジャイアンツ打撃陣の調子から考えると、スタンリッジ攻略は今年も難しいのではないでしょうか。
となると、またもロースコアの戦いに持ち込んで、粘り強く勝機を見出すという事になりそうです。
その為にも先発大竹投手は、最近流行りの、いや注目のQS、クオリティスタートが成るまでは投げてもらわねばなりません。
5月以降、勝ち星は上げていますが、満足なピッチングが出来ていない大竹投手。
ローテーション投手として二桁勝利を目指す為にも、ここらあたりで持ち味の丁寧なピッチングを見せてファンを安心させてもらいたいです。
幸いブルペン陣は交流戦の変則日程もあって、全員が完全休養日を取れて(もちろん調整は必要でしょうが)好調を維持できていると考えられるので、大竹投手も心の持ちようが違ってくるでしょう。
2戦目には今季初勝利を上げて、モチベーションが上がっている内海が控えています。
パリーグ実力ナンバー1のホークスと互角以上に戦う事が出来れば、今後への大きなはずみになります。
ペナント制覇へ向かって戦いはこれからです。