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フィギュアスケート2014~2015GPシリーズエントリー決定

※タイトルを2014~2015GPシリーズエントリーに訂正させていただきました。

大切な年度を間違っておりました。お詫び申し上げます。

早くも来シーズンのフィギュアスケートGPシリーズのエントリーが決定したようです。

主なランキング選手で出場しないのは、女子で浅田真央カロリーナ・コストナー、引退した鈴木明子、キムヨナ。

男子ではパトリック・チャン高橋大輔あたりが不出場ですね。

去就が注目されているプルシェンコもエントリーしていないようですね。

同じく去就が注目されていたアメリカのジェレミー・アボットはエントリーしています。

日本選手の出場は以下の通りです。

*             羽生  小塚  町田  無良  田中  本郷  今井  宮原  村上  大庭

* スケートアメリカ             出               出

* スケートカナダ          出       出       出       出

* カップオブチャイナ    出               出               出

* ロステレコム           出                               出

* エリックボンバール杯           出               出

* NHK杯         出           出               出   出

羽生選手はSPで後半に4回転を組み込む事を発表しています。

どこまで難易度が高くなるのか、正に天井知らずの様相ですが、いかにチャンピオンの座という物が奪う時より、守る時の方が難しいかを物語っているように思えます。

守りに入らないように、常に攻め続ける羽生選手です。

その他では何と言っても小塚、町田両選手の名前が見られるのが嬉しいです。

一時は引退の報道もあった二人がこうやって滑り続けてくれる事で、羽生選手も精神的に楽になるでしょうし、もちろんこの二人も充分に世界チャンピオンを狙える存在です。

女子では浅田、鈴木不在の今シーズン、次の時代のトップ争いがいよいよ始まります。

まだ上の世代には及ばない所が多いですが、今シーズン力をつけて世界に認められる滑りを見せて欲しいです。

ヤングジェネレーションが台頭しているロシア女子は、

ソトニコワがロステレコムとNHK杯、

リプニツカヤがカップオブチャイナとエリックボンバール杯、

パゴリラヤがスケートカナダとロステレコム、

ラジオノワがスケートアメリカとエリックボンバール杯

トゥクタミシェワがスケートアメリカとカップオブチャイナ

のエントリーで、オリンピックチャンピオン、ソトニコワが日本のリンクに登場します。

ソチで花開いたロシアフィギュアスケート界ですが、ピョンチャンに向けては、それこそ火花が出るような激しい戦いをまず国内で行わなければなりません。

果たして誰が残るのか。

目が離せません。

その他の注目選手達を見ますと、

男子では、ハビエル・フェルナンデススケートカナダ、ロステレコム。

デニス・テンスケートアメリカとエリックボンバール杯。

ハン・イエンはカップオブチャイナとエリックボンバール杯。

マキシム・コフトゥンもカップオブチャイナとエリックボンバール杯。

同じロシアのガチンスキーは今の所初戦スケートアメリカのみのエントリーですね。

冒頭に記しましたアボットスケートアメリカとNHK杯にエントリーしています。

フェルナンデスも世界選手権でいよいよ開花寸前という所まで到達した印象です。

オリンピック銅メダルのデニス・テンに空中遊泳3歩半のハン・イエンなど、羽生を頂点とした争いはますます熾烈になっていきそうです。

チャンもうかうかしていられない感じです。

次に女子ですがランキング上位は、ほとんど日本とロシアの選手で固められています。

それ以外ではやはりアメリカの二人でしょうか。

グレイシー・ゴールドがスケートアメリカとNHK杯。

アシュリー・ワグナーはスケート・カナダとエリックボンバール杯にエントリーしています。

かつての王国アメリカ、現在の王国日本、そして新たな王国を築きあげつつあるロシア、これら3カ国の争いになるのでしょうか。

フィギュアスケートの場合、毎年注目度が上昇し、スケートショーの露出も増え、オフの期間がどんどん短くなっているような錯覚を覚えてしまいます。

オリンピック翌年のシーズンという事で多少寂しいシーズンになる事は否めませんが、次の目標に向かって新しい選手達が突然新星の輝きを見せてくれる楽しみもあります。

10月24日スケートアメリカから、再び華麗なる戦いが始まります。