名古屋場所も中日を終えました。
これを1敗の鶴竜が追います。
この中で琴奨菊の無敗での給金カド番脱出には驚きました。
しかし初日に見た琴奨菊はとても完全な状態とは思えないその身体で魂の相撲を取っていました。
その意気込みが見ているこちらにも伝わってきました。
あと全敗の可能性がありますが、今場所はこれで充分でしょう。
ほんと頑張りました。
遠藤は苦しい相撲が続きます。
負けた相手は、大器照ノ富士と幕内勝率5割超えの3人を含みますが、自身も今日の負けで幕内45勝45敗となりました。
遠藤ほどの力士なら5割の勝率は最低ラインです。
遠藤包囲網を打破してくれる事を願います。
今場所風雲児となっている大砂嵐。
その強烈なカチあげが物議を醸す状態です。
2横綱から金星を上げ、白鵬にもカチ上げを見舞うのか注目を浴びました。
しかし今日はカチ上げを出さず、がっぷり組んでの相撲を選択しました。
力が入る相撲になりましたが、白鵬が貫録を見せつけて大砂嵐を上手からの投げで土俵にたたきつけました。
大砂嵐は白鵬相手に正攻法で勝負を挑み、どれだけ通用するのかを計ったのではないでしょうか。
カチ上げによる勝利よりも今日の敗戦の方が大砂嵐にとって、明日が見える価値ある相撲だったと思います。
白鵬30回目の優勝なるか。
阻止する力士はいるのか。
さあ、後半戦が始まります。