2014年全英オープンはロリー・マキロイが初日からトップを譲らずに完全優勝を成し遂げました。
25歳と77日でのメジャー3勝は史上3番目の若さだそうですね。
前の二人がジャック・ニクラスとタイガー・ウッズとは凄い面子です。
完全にカリスマ化しているこの二人に比べてマキロイはごく普通の好青年といった趣です。
しかしショットも安定していましたし、最終日スコアが伸び悩んで2位以下の追撃を受けましたが、全く危なげありませんでした。
最後18番、優勝のパットを決めてこぶしを2度3度と腰のあたりで小さくガッツポーズするマキロイを見ていると、25歳とは思えない落ち着きと強さが見えましたね。
感情をコントロールし、大舞台でも持てる力をフルに発揮出来る。
やはりこういう選手が大きな所を持って行くんだなと思いました。
見ているこちらは、コースは全然違いますが、昨日中継中に聞いて思い出したバンデベルデ選手18番の悲劇が頭にあって、
ちょうど同じ3打差で最終ホールだったので必要以上に緊張して見ていましたが、全く、何の心配も不用でした。
松山選手も最終ホールをバーディーで締めくくり、本人としては不本意でしょうがまずはトータル、アンダーで回れた事を良しとして、ステップアップして欲しいです。
小田選手も見事なチャージを見せましたが、首位が見える状態でもこのようなゴルフが出来るようにしていただければと思います。
しかし小田選手もトータルをアンダーパーで回った事になるので健闘を称えたいです。
久々に見たゴルフの中継。
放映のスタイルは変わっていませんが、堪能する事が出来ました。
きっかけは石川選手の復活でしたが、マキロイより若い22歳コンビの松山、石川。
来週からはリオ五輪に向けてのランキングもスタートするとの事で、
ちょっとゴルフからも目が離せなくなってきました。