影無茶のスポーツ24/7

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ジャイアンツ一番の不安は、やはりリリーフ陣だが・・・まだ時間はある!

マジックを5としているジャイアンツ。

今日はスワローズに敗れちょっと足踏みという事になりました。

原監督も語っているように9、10、11回と失点してしまえば、勝てる道理がありません。

今シーズンジャイアンツが大苦戦した要因はいくつもありますが、投手陣、特にリリーフ陣の調子が最後まで上がってこなかったのは最大の原因と言って過言ではないでしょう。

今日も残念ながらマシソンが2点のリードを守れませんでした。

スコット鉄太朗に全ての責任を負わす気持ちは毛頭ありませんが、とてもわかりやすいので以下に昨年と今年の3人のWHIPを比較してみます。

〇山口    3・4月   5月   6月   7月   8月   9月 

今年     2.43  0.96 1.04 1.62 1.67 1.13 

昨年     1.14  0.93 0.46 1.09 1.10 1.17

〇マシソン  3・4月   5月   6月   7月   8月   9月 

今年     1.71  0.41 1.43 1.09 1.17 1.50

昨年     1.26  1.00 1.09 0.88 0.67 0.60

〇西村    3・4月   5月   6月   7月   8月   9月

今年     1.68  2.50 非登板  1.23 1.32 1.92

昨年     1.04  1.00 0.58 1.18 1.13 1.26

※データはヌルデータを参照させていただきました。

防御率の場合は前の投手が残した走者を返されてしまうと自身の数字には表れないので、1回あたり何人の走者を出したかを数値化したWHIPの方がより実情に近いと思われ使用しました。

山口はキャンプ中に生じた肩の違和感の影響の為、うまくシーズンに入れなかった影響が8月まで残っていたと考えられます。

それでもさすがに9月になって状態が良くなってきたと思われ、これは朗報です。

問題はマシソンと西村で、特にマシソンは昨年7月以降、投げた試合は一人の走者も許さない試合が多かった事を数字が示しています。

ランナーを許さない訳ですから、それはもう点を取られる訳がありません。

マシソンが出てくれば、安心して見ていられました。

それが今年は7、8、9月と、登板すれば必ず一人以上は走者を許してしまう。

しかもだんだん悪くなっています。(もっとも今年はほとんど昨年より悪い訳ですが)

西村は最多セーブを取った昨年もWHIPは微妙な数字で西村劇場と言われるのも無理なかった訳です。

もっとも一昨年は4、6、8、9月が1点未満だった事を考えると、今年の数字はある程度予見出来ていたと言えるでしょう。

しかし、ポストシーズンを勝ちぬく為には彼等の働きは絶対に欠かせません。

調子が上がってきた山口、今が底と考えたいマシソン、2年続けてポストシーズンで結果を出せなかった西村のリベンジ。

時間はあります。

それぞれが、本来の力を発揮出来るよう調整し、本番では最後の力を振り絞ってくれるでしょう。

私たちに出来る事は応援する事だけです。

頼むぞ、スコット鉄太朗!

というエールで本日の投稿をしめさせて頂きます。