次週に宝塚記念を控えていますが早くもサマーシリーズ開幕を告げる函館スプリントステークス(以下函館SS)。
3年前にCBC賞と順番が入れ替わりましたが7月に移動したCBC賞もサマーシリーズに組み込まれ、函館SSもそのままシリーズ初戦となった為、サマースプリントについてはサマー2000より対象レースが1戦多くなっています。
競馬ファンの中でサマーシリーズがどれほど注目されているのかわかりませんが、関係者にとっては賞金以外に褒賞金も出るのでそれなりに魅力なのでしょう。
それが少しでも出走馬のレベルアップにつながるならファンとしても良いことなのかもしれませんね。
ただ、さすがに函館SSはサマーシリーズ制覇を狙って出走してくる馬よりも、番組的に久々のスプリント重賞なのでここ使う馬や、秋のGⅠスプリンターズステークスが目標の馬が多いように思います。
実際、このレースの優勝馬は2012年ドリームバレンチノ、2013年パドトロワ、2014年ガルボ、3頭ともサマーシリーズ総合優勝とはなりませんでした。
ガルボに至っては、その後のサマーシリーズには出走すらしていません。
2012年は函館SS4着だったパドトロワがその後シリーズ2勝して総合優勝しましたが、優勝して同じローテーションだった2013年は後で崩れてしまいました。
したがってこの函館SSで優勝する馬はサマーシリーズ全体で見ればあまり関係性を持たないと言って良いでしょう。
そこらあたりを頭に入れて出走馬を眺めながら軸馬を決めていくというのが良いと思います。
出走馬を見てスプリンターズステークスが目標と思われるのはまずはコパノリチャードですね。
これは頭一つ抜けている感じで別定58キロがそれを表しています。
何も考えずこの馬を軸にするのが正解なのかもしれません。
その他ではローブティサージュ、アンベルブライベン、マジンプロスパー、セイコーライコウあたりもサマーシリーズよりもGⅠスプリントでしょう。
ただ、マジン、セイコーあたりはGⅠ目標といっても年も年ですので、着でも良いので稼げるところで稼ごうということかもしれません。
あとは牝馬と3歳軽量馬。
この10年馬券圏内(3着以内)に牝馬が13頭、3歳が5頭突入しています。
この中で3歳牝馬は3頭で昨年クリスマスが3着でした。
ざっと眺めて3歳勢ではタガノアザガルが気になりますね。
クールホタルビも50キロは裸同然(イヤ~ン)ですが屋根がどう乗るかですね。
まあコパノリチャードを軸に3歳から1頭、牝馬から2頭、7歳以上から2頭を相手に選んで馬券を組み立てましょうかね。
ところでエーシントップは終わってしまったんでしょうか?