秋競馬の始まり始まり・・・といっても今週は夏競馬の名残を強く残した開催だ。
セントウルステークス、京成杯オータムハンデ、共にサマーシリーズのスプリントとマイルの最終戦に組み込まれている。
とは言ってもセントウルSは秋GⅠ初戦スプリンターズSを狙う馬が出走してくるレースであり、京成杯とは趣きが異なる。
しかも今回超ド級GⅠ馬ロードカナロアが出走してくるとあって、サマースプリント争いは完全に脇役になってしまった。
このレース、58キロがやや懸念材料ではあるが、ロードカナロアにはその法則も通用すまい。
連を外す可能性は低く、まして4着以下は考えにくい。
あとはサマースプリント優勝の可能性があるハクサンムーンでこのレース1着か2着ならフォーエバーマークを抜いて優勝、3着でも全く同条件で両馬優勝だ。
勝負気配と言う意味ではハクサンムーンが1番強いだろう。
あとはこのレースの特徴(傾向)から何頭か選んでみる。
その特徴とは、前走が北九州記念出走馬と牝馬が強いという事だ。
そこから選び出すと、サドンストーム、マイネルエテルネル、ローガンサファイア、シュプリームギフト、ビウイッチアスの5頭。
この中から牝馬、北九州記念の両方の条件を満たすのはローガンサファイアだ。
シュプリームギフトは勝てばフォーエバーマークと全く同条件で両馬優勝となる。
もし、1着シュプリームギフト2着ロードカナロア、3着ハクサンムーンとなれば前代未聞のサマースプリント3頭優勝となる(確か・・・)
100円だけでもこの3連単は買っておこうと思う。
まとめると、
本命ロードカナロア(で仕方ない)
対抗ハクサンムーン(で仕方ない)
▲ローガンサファイア
△シュプリームギフト
★マヤノリュウジン
次に京成杯だが、こちらは秋競馬と言うより夏競馬の最終戦という雰囲気だ。
ただし舞台は秋の中山。
いつもこの時期の中山はとんでもなく速い時計が出るので中山得意でタイムも持っている馬を探す事が的中への早道だ。
ただサマーマイル最終戦と言う事は忘れてはならず、優勝の可能性がある馬は先のGⅠより目先の優勝を取りに行くだろう。
そこを頭に入れて出走馬を見てみると・・・。
ミッキードリーム、フラガラッハ、ワイズリー、レオアクティブの4頭にシリーズ優勝の可能性がある。
その条件だが、
ミッキードリーム、ワイズリー、レオアクティブは勝つ事が絶対条件。
フラガラッハはこのレース出るだけで優勝条件である対象レース1着ありの12点は確保できる。
2着にくれば優勝が決まる。
JRAも2年連続でサマーマイル優勝該当馬なしは避けたい所だろうから上記4頭のどれかにシリーズチャンピオンになってほしいだろう。
私はフラガラッハがサマーマイルシリーズチャンピオンになると思う。
父デュランダルが今年7月7日七夕の日に星になった。
その子フラガラッハがサマーマイルを優勝するというのは何ともドラマチックではないか。
フラガラッハが4着以下で、ミッキー、ワイズリー、レオも勝たない形のようなグダグダな形での優勝はないと思うので、フラガラッハは連を外さないと考える。
でもって本命はフラガラッハ。
対抗はインパルスヒーロー。
マイルカップ以来というのはローテーション的には厳しいがこの馬ただものではないと思っている。
▲はミッキードリーム
ほぼ同等の△で中山実績が群を抜くレオアクティブ。
以下マルカボルト、ダノンシャーク、ワイズリーまで。