今年は夏が短く暑い暑いサマー競馬も何か趣が違って見えましたが、やってきました秋のGⅠ第一弾スプリンターズステークス。絶対王者ロードカナロア引退後またも群雄割拠の時代を迎えた短距離戦線。サマースプリントシリーズ1位~5位の馬が勢ぞろいした中、ベルカントが、サマーチャンピオンはスプリンターズSを勝てないジンクスを破るのか。人気薄の馬がよく突っ込んで高配当も望めるこのレースを考えてみます。
どうでも良いことですが、スプリンターズステークスという名前を、無意識のうちによくスプリングステークスと思ってしまいます。ここに投稿する時も途中で気がつく事が去年も一昨年も、そして今年も題名入力する時、間違えかけました。
カナでかけば似てますが、ぜん~ぜん意味が違うのにね~、ほんとどうにかしてますね。
いきなり脱線しましたが、話を戻します。
まず現時点での人気は1番人気ベルカント2番人気ウリウリ3番人気ミッキーアイル、以下ストレイトガールまでが10倍未満で、
そこから離れた5番人気にようやくハクサンムーンという状況です。
サマーシリーズが出来た2006年以降9年間で1番人気は3頭が勝っており内1頭は外国馬テイクオーバーターゲット。
残る2頭はスリープレスナイトとロードカナロアであり、相当の実力馬です。
その意味からベルカントは確かにサマー2戦は強かったですが、前記3頭ほどの器なのかって疑問が少なからずあります。
陣営は当初CBC賞を使うつもりでしたので(取消)その時点では本気でスプリンターズSを狙っていたとは思えないんですね。
その後アイビス、北九州記念が強かったので色気が出たように思います。
ちょっとその辺が・・・。
ただこの世代の牝馬はレベル高いですからね。
まったく消す勇気もないっちゃないんですが。
2番人気ウリウリはここにきてスプリント路線に転向。
中山コースでは先行出来ることが必要ですが、本質的には差し、追い込みというのがどう出るかって不安があります。
しかし安定度という面ではこれかなっと。
ミッキーマイルかと言われたくらいですからね。
ただこの馬は強いので、他の馬との力関係で十分勝負にはなると考えます。
差のない4番人気ストレイトガールは完全にここ照準のローテーションですが、春にあっと驚くヴィクトリアマイルを制覇。
ほんとはスプリントではなくマイラーなのではって思ってしまいました。
強い馬ですけどね・・・。
ムラ駆けするようになったのが気になります。
ここでようやくハクサンムーン。
心情的にはハクサンムーンに勝って欲しいんです。
GⅠ2着2回、3着1回、いずれも1200のレース。
衰えたかと思いきや、まだまだ大丈夫と思わせてくれましたが、前走で2番人気8着。
かえって人気落ちで良かったという見方もできます。
ここからはいわゆる穴候補をピックアップします。
過去の人気薄突入馬の傾向を見るとパターンは二つ。
GⅠ連体するほど実力あるのに人気薄か、サマーシリーズ使ってきて人気薄のパターンです。
今回このケースにあてはまるのは高松宮記念優勝のコパノリチャード、サマー使ってきたリトルゲルタとティーハーフ、スギノエンデバーとなります。
ただ、さすがにスギノエンデバーは7歳なので高齢馬に実績のないこのレースでは難しいです。
したがってここは高配当を狙ってスギノ以外の3頭を抑えることにします。
まとめてみます。
◎ウリウリ
△リトルゲルタ