府中では秋競馬の本格到来を告げる毎日王冠。過去多くの名勝負が繰り広げられたこのレースに今年もGⅠ4勝、GⅡ6勝、GⅢ21勝の重賞合計31勝とそうそうたるメンバーが揃いました。果たして今年はどんな激戦を見せてくれるのか、最近の傾向を踏まえて考えてみました。
毎日王冠と言えば思い出すのはオグリキャップが連覇を果たした年。
イナリワンとメジロアルダンに人気薄ウィンドミルがゴール前4頭横一線の叩きあいのレース。
サイレンススズカが無敗の外国産馬エルコンドルパサーとグラスワンダーに土をつけたレース。
この2レースが特に印象深いですが、以外のレースもほとんどが激しいレースの連続でした。
休養明けの一線級、3歳の若駒、サマーシリーズを走って来た馬たち。
これらがそれぞれの目標を胸にレースに臨む訳ですから面白くない訳がありません。
ただ最近は超ド級の馬は天皇賞を秋の初戦とする場合も多くなり、毎日王冠の勝馬が秋の古馬GⅠ戦線で必ずしも活躍出来る訳ではありません。
しかし前述の通り今年は例年以上に魅力あふれるメンバーとなり盛り上がっているようです。
どの馬にも可能性があり軸馬を絞るのがまず大変です。
やっかいなことに私の場合とても気になるアンビシャスが出走するとのことで、それだけで冷静な判断が出来ない状況です。
冷静に考えても当たってくれないんですけども(汗;)
ハープスターに入れ込んで失敗を繰り返してしまった経験上、思い入れを強くしすぎないように・・・とは思っていますが。
しかしほんと今年はワクワクさせる馬が多いですね。
武騎手が乗るエイシンヒカリには新たなスター誕生の予感がありますし、デイサイファ、ヴァンセンヌの4枠両馬は共に勢いがあります。
同じ事はステファノスにも言えます。
全走1年2カ月ぶりに勝利して完全復活なったグランデッツア。
まともなら一番毎日王冠を勝つのに相応しい気がします。
昨年のローテーションと同じく毎日王冠から天皇賞への夢を再びとスピルバーグ。
皐月賞馬イスラボニータ、重賞ハンターのクラレントもいればリアルインパクト、ダノンシャークのGⅠ馬も元気な姿を見せてくれる。
まだまだ見限れぬマーティンボロなどいずれ劣らぬ個性的な面々です。
これはもうあれですね。
好きな馬から馬券を買って素晴らしいレースを観戦するスタンスで臨むのが一番ですね。
私は結局アンビシャスを軸にして、グランデッツア、デイサイファ、エイシンヒカリ、ヴァンセンヌ、穴でマーティンボロを絡めてみようかなと思っています。
イスラボニータは4着ということで・・・。