大相撲名古屋場所。
昨日の取り組みでは左足首を負傷したとか。
休場は時間の問題だと思います。
私は過去の記事で書いたように稀勢関の長期休場を勧め、貴乃花関の繰返しは避けて欲しいと願っていました。
同じ思いを持っている角界ファンは多いと思います。
横綱に陥落がないのは万全な態勢で出場し盤石の強さを見せるためであり、中途半端な状態では出場せず問題があれば時間をかけてでも直す時間を与えられる為と思っています。
その分出場したら横綱としての責任は当然果たさなければなりません。
そう考えると(おそらく)2場所連続途中休場となるであろう現状は横綱としては追い込まれた状況と言わざるを得ません。
でも、それは予想された事であり、稀勢関本人が一番わかっていたことでしょう。
稀勢関の心中は想像するしかありませんが、周囲の大きな期待に対し、出場して土俵入りの姿を見せるだけでもファンへの恩返しと考えているのではないでしょうか。
休場を続けると相撲勘が鈍ると考えているのかもしれません。
しかし現実は厳しく、今場所勝った相撲でも左腕はぶら下がった状態にしか見えませんでした。
それでも土俵を務め続ける稀勢の里。
もういいでしょう。
幸いな事にまだまだ稀勢関を見るファンの目は温かいです。
心の決めたまま信じた道を進むだけ、これが稀勢関のマイウェイ。
そう理解しているファンが多いのでしょう。
でも、もういいでしょう。
左足首の負傷も、万全な態勢で相撲が取れない為に怪我が怪我を誘発している状況に見えます。
今年いっぱい休みましょう。
それでも完璧に治るかはわかりませんが、もし秋場所出て同じような状況になれば即引退です。
そういった姿を見る事も可能です。
同じ進退をかけるなら少しでも身体の不安を取り除いてからの方がいいに決まってます。
稀勢関の英断を望みます。