報道によると、WBO世界スーパーフライ級チャンピオン井上尚弥選手が既報の通り1階級上げて、WBA世界バンタム級チャンピオンのジェームス・マクドネルに挑戦する交渉が進んでいるとのこと。
果たして実現するのでしょうか。
記事によれば交渉は最終段階に入っているとありますが、会場は東京と書かれていたので本当だろうかとの思いが先に立ってしまいます。
今英国はアメリカと並ぶボクシング王国で、対戦する場合のファイトマネーは半端ない金額が必要です。
英国以外で防衛戦開催にこぎつけることも大変だと思われ、アメリカならまだしも日本までやってくるとは思えません。
しかも相手はモンスター井上。
マクドネルもなかなか強いチャンピオンで、亀田和毅の挑戦を2度退けるなど現在6度の防衛に成功していますが、今の井上と戦って勝てる選手はいません。
ホームで戦っても勝てる可能性は低いのに、東京までタイトルを失うためにわざわざ来るとは考えにくいです。
最低でも日本ボクシング史上最高のファイトマネーが必要となるでしょう。
大橋ジムだけで果たしてこの試合を実現させることが出来るでしょうか。
大橋会長が掲げる目標。
・ラスベガス進出
・5階級制覇
・4団体統一王座
・連続防衛日本記録
井上の実力からして当然目標達成可能な物ばかりですが、強すぎるがための弊害、即ち相手が逃げる。
何としてもターゲットとする選手をリングの上にあげるためには交渉がとても大切です。
これらを実現させるためには、トップランク社やK2プロモーション、ゴールデンボーイなど大物プロモーターと共同でマッチメイクを行う必要があると思います。
まだ24歳で成長途上。
この先どこまで強くなるのか想像出来ない井上尚弥選手。
井上がパウンドフォーパウンドの称号を得るのが待ち遠しいです。
そのためにも交渉力を高めるために、やれることは全てやっていただきたいです。
井上尚弥 15戦15勝(13KO)
ジェームス・マクドネル 32戦29勝(13KO)2敗1分1無効試合