F1グランプリ第9戦オーストリア。
トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリー11位、ブレンドン・ハートレー56周リタイアでノーポイントに終わりました。
9戦終わってトロロッソ・ホンダはガスリー18ポイント、ハートレー1ポイントの計19ポイント。
コンストラクターズで10チーム中8位。
9位のザウバーが今回ダブル入賞で3ポイント獲得し眼下に迫ってきました。
最下位はウィリアムズ。
ウィリアムズは今季全くの失敗作マシンで最下位を独走。
使用エンジンはザウバーがフェラーリ、ウィリアムズがメルセデスなので、やはりカーレースはエンジン、車体、ドライバーそれぞれが密接な関係性を発揮して初めて上位に位置付けられるのだと改めて感じます。
歯がゆい結果が続くトロロッソ・ホンダですが、今回もまた残念な結果。
しかし確実にマシンもPUも改善されているようで、小さなトラブルを抱えながらも終盤まで二人とも入賞圏内を走っていました。
ほんの少しばかりの運があればダブル入賞も十分有りえた状況です。
F1サーカスも中盤ですが、既にトロロッソ・ホンダは常に入賞出来る状態まで到達していることは間違いないと思います。
当面比較される相手はルノーエンジン。
そのルノーエンジンは今回レッドブルのフェルスタッペンが優勝しましたが、それ以外で完走出来たのは、8位のアロンソと12位のカルロス・サインツの二人だけ。
アロンソはオーストリアGPを完走し、F1レース走行距離合計で新記録を樹立したとのこと。
いろいろと言われていますが、技術に関しては今もトップクラス。
ホンダエンジンで表彰台に上がって欲しかったです。
総じてルノーエンジンが良くなかったオーストリアでそのルノーを積むレッドブルが優勝した事実。
如何にレッドブルの車体が優れているかの証明でしょう。
そこに、来年ホンダの躍進が想像できるわけです。
まずは今年、トロロッソ・ホンダで兆しを見せてくれること。
今のもどかしい状態を抜けてくれれば、間違いなくミッドフィールド争いに割って入るでしょう。
言ってる間に3週連続開催の3戦目、イギリスGPが始まります。
楽しみに待ちましょう。